■DS：「桃太郎電鉄20周年」
今作の目玉は、全桃鉄ファンが待ち望んだであろう
Wi-Fiオンライン対戦が可能になったこと。
・「桃鉄フレンドと対戦」では、フレンドコードを交換した相手と対戦する。
年数設定は最大50年までで、驚いたことに途中セーブも可能。
・フレンドコードを交換しなくても、予め6文字以内の合い言葉を決めておけば
特定のプレーヤーと対戦が可能な「合言葉で対戦」機能を搭載。
例えば「えんまちょう」でも6文字。
・もちろん、ランダムで相手を選ぶ「全国の誰かと対戦」もあり。
いずれのモードも同時参加人数は最大4人まで。
Wi-Fi以外にも、ワイヤレス対戦やDS1台、ソフト1本での使い回しプレイにも対応。
と、不満山積みであった前作からはまるで別物のように進化している。
まさに「20周年」の名に恥じない、シリーズ最強の仕様と言えよう。
12月18日発売。
▼今週末公開の映画
（ｃ）2008「おろち」製作委員会
●おろち
【紹介記事】エピソードを絞った方が良かったのでは。映画「おろち」
●ウォンテッド
●アキレスと亀
●蛇にピアス
●東南角部屋二階の女
リンク先は全て公式サイトに設定。
なお、上記リストは今週末に公開される全作品ではないこと、
上映スケジュールは東京をベースにしているため
地域によってはかなり時間差があることを予めお断りしておく。
▼次世代一歩手前の演出と、旧世代の骨組み。映画「ウォンテッド」
(c) 2008 Universal Studios. ALL RIGHTS RESERVED.
今週公開の作品でヒットが確実視されているのが「ウォンテッド」。
「ナイトウォッチ」「デイウォッチ」でロシア映画の新時代を切り拓いた
ティムール・ベクマンベトフ監督のハリウッド進出第1弾。
原作はマーク・ミラー＆Ｊ・Ｇジョーンズのグラフィックノベル。
前2作で培った演出法は相変わらず。
私個人としては、殺し屋稼業が何故必要なのかを主張する登場人物達に
同意出来ないまま悶々と2時間が過ぎてしまった。
脚本その他の骨組みはアメコミ系映画のそれに近いが
全体的にどことなく古臭く、垢抜けない印象。
「マトリックス」を教材にしてさらに進化したベクマンベトフの演出だが
今作ではスローを多用し過ぎたせいか、
アクション映画に必要なスピード感が削がれてしまい、爽快感は薄め。
ハッとするシーンがいくつかあるだけに惜しい。
さらに進化した次回作に期待。
▼「インディ・ジョーンズ/ クリスタル・スカルの王国」11月7日DVD化決定
■BD：「インディ・ジョーンズ/ クリスタル・スカルの王国 コレクターズ・エディション」
■DVD：「インディ・ジョーンズ/ クリスタル・スカルの王国 コレクターズ・エディション」
■DVD：「インディ・ジョーンズ4部作BOX」
かつてインディに憧れた少年達へのサービス精神に溢れた快作、
「インディ・ジョーンズ/ クリスタル・スカルの王国」がいよいよBD/DVD化。
嬉しいことに、シリーズ初のBD版も同時発売される。
先行上映も含めて劇場で3回観た私は迷う余地なし。
▼SF映画の傑作が次々にBD化
■BD：「ターミネーター2 プレミアム・エディション」
■BD：「ターミネーター2 特別編」
■BD：「猿の惑星ブルーレイ・コンプリートBOX」
■BD：「猿の惑星」
■BD：「遊星からの物体X」
■BD：「地球の静止する日」
日本でも市場が拡大中のBDにSF映画の金字塔が次々に投入。
まず、シュワちゃんの代表作である「ターミネーター2」が12月25日発売。
「猿の惑星 コンプリートBOX」は
「猿の惑星」「続・猿の惑星」「新・猿の惑星」「猿の惑星・征服」
「最後の猿の惑星」の5作が収録されている。11月28日発売。
ゲーム化もされた「遊星からの物体X」は12月19日、
キアヌ・リーブス主演のリメイク版も公開が控えている
「地球の静止する日」は12月12日に発売予定。
■BD：「スターシップ・トゥルーパーズ トリロジーBOX 5,000セット限定生産」
■DVD：「スターシップ・トゥルーパーズ3 パワード・スーツBOX 7,000セット限定生産」
■DVD：「スターシップ・トゥルーパーズ3 コレクターズ・エディション」
私的に第注目なのがこちら。
SF映画の中でもかなりコアなファンから絶賛された
「スターシップ．トゥルーパーズ」シリーズ5年振りの新作である
「スターシップ・トゥルーパーズ3」がDVD化。
限定版はファンの好みを知り尽くしたようなパワードスーツ付き。
さらに、「3」の発売に合わせてシリーズ3作をセットにした
トリロジーBOXがBDでリリース決定。
つい最近、「1」をBDで買い直した私としては涙目状態なのであるが
ここはやはりBOXも押さえておきたい。
ただ、BD版の「3」単品の発表がないのは不満。
ソニー・ピクチャーズはいつもこの商法を取る。
11月26日発売。
▼グラフィックノベル映画の最高峰「シン・シティ」ガBD化、他
■BD：「シン・シティ」
「300」など、後続の作品に多大な影響を与えた
ロバート・ロドリゲスの「シン・シティ」がBD化決定。12月5日発売。
▼その他の新作DVD情報
■BD：「カンフー・パンダ」
■DVD：「カンフー・パンダ スペシャル・エディション」
■DVD：「カンフー・パンダ ぬいぐるみ&パンチバッグ付 【15,000 BOX限定】」
今夏公開作品の中では意外な掘り出し物であった
「カンフー・パンダ」がBD/DVD化。12月5日発売。
ぬいぐるみ付きは「河童のクゥ」に続き微妙なデザイン。
生産数も「クゥ」の3倍ということで、同じ末路を辿る予感が。
■BD：「ドラゴン・キングダム」
■DVD：「ドラゴン・キングダム プレミアム・エディション」
ジャッキー・チェンとジェット・リーの初共演で
アクション映画ファンを熱狂させた「ドラゴン・キングダム」もBD/DVD化。
12月5日発売。正直な話、内容は極普通であった。
■DVD：「いのちの食べかた」
当BLOGでも以前軽く取り上げたことのある「いのちの食べかた」がDVD化。
私たちの命を繋ぐ「たべもの」がどのような形で生産されているのか、
嘘偽りなしにそのままを捉えたドキュメンタリー映画。
小さなお子様のいる家庭や、教育関係の方なども必見。
「いきもの」が「たべもの」に変わる瞬間も含まれているので
その手の映像が苦手な方は要注意。
■BD：「善き人のためのソナタ」
■BD：「アメリ」
■BD：「バロン」
■BD：「ジャンヌ・ダルク」
ソニー・ピクチャーズの旧作が4作ほどBD化。
中でも注目は「善き人のためのソナタ」と「アメリ」。
どちらもその年を代表する作品なので、ファンも多いことと思う。
11月26日発売。
▼Wii「タツノコ vs カプコン」12月11日発売
■Wii：「タツノコ vs. カプコン クロスジェネレーション オブ ヒーローズ」
今年末はWiiにもコア層に訴求するタイトルが揃って来た。
タツノコ世代であり「タツノコファイト」に涙した
タツノコチルドレンの私としては期待大の1本。
▼DS「ドラゴンボールDS」が好スタート
■DS：「ドラゴンボールDS」
来週のリリースラッシュ前の小休止といったムードの今週新作は
DS「ドラゴンボールDS」が初日で4万本の好スタートを切った。
DSで発売されている「ドラゴンボール」関連作品はいずれも
ロングセラーヒットとなっており、年末あたりまでじっくり売れていけば
「舞空烈戦」の30万本クラスのタイトルまで育つ可能性も。
■PS3：「トラスティベル ショパンの夢 ルプリーズ」
■PSP：「侍道ポータブル」
その他のタイトルでは、PS3「トラスティベル ショパンの夢 ルプリーズ」が約2.2万本、
PSP「侍道ポータブル」が約7000本ほど。
360版を超えるセールスを期待して送り出されたPS3「トラスティベル」だが、
蓋を開けてみれば初日の数字は360版の8割程度とやや期待はずれ。
初回出荷数は5万本に満たない程度と見られ、消化率は高いことから
予約特典はプレミア化しつつある。
特典装着率の低いタイトルは今後も要注意が必要だ。
▼Wii「戦国BASARA 英雄外伝 ダブルパック」の廉価版がリリース
11月20日発売。
確か情報解禁は10月17日とお達しが回っているはずなのだが。
個人が律儀にお達しを守ったところで、結局は楽天の某ショップを始めとする
大手通販からダダ漏れになってしまう。ネット通販は何でもありだな。
▼市川準監督死去
突然の訃報で驚いている。
59歳とは。
市川監督は「ＢＵ・ＳＵ」の頃から多くの作品を見せていただいた。
「病院で死ぬということ」や「東京夜曲 」、
近年でも「トニー滝谷」や「あしたの私のつくり方」といった
作品を定期的に送り出しており、まだまだ多くの作品が見られるものとばかり。
ご冥福をお祈りいたします。
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