今週発売の主な新作 | 忍之閻魔帳

忍之閻魔帳

ゲームと映画が好きなジジィの雑記帳(不定期)

▼今週発売のゲーム


■PS2:「デビルサマナー 葛葉ライドウ対アバドン王 Plus」
■PS2:「デビルサマナー 葛葉ライドウ対アバドン王 サントラCD付き」
■Book:「デビルサマナー 葛葉ライドウ対アバドン王 公式ガイドブック」

今週は何と言ってもPS2「デビルサマナー 葛葉ライドウ対アバドン王」がメイン。
DS「世界樹の迷宮」にしろ、PS2「ペルソナ4」にしろ、
アトラスの作品はリアル店舗に比べてネット上での前人気が異常なほど高く
本作は特にその傾向が強く出ているようだ。
2006年3月に発売された「デビルサマナー 葛葉ライドウ対超力兵団」は
初週で約5.6万本、累計は約9万本(廉価版含む)の販売実績。
プレミア化している「真・女神転生III NOCTURNE マニアクス」を同梱するという
大盤振る舞いの効果もあり、予約数では前作以上のペースで推移している。
公式ガイドも同時発売。


■Wii:「天誅 4」
■Wii:「ハッピーダンスコレクション」
■Wii:「プロゴルファー猿」

Wiiからは、人気シリーズ「天誅」の最新作と
バンダイナムコゲームスから女児向けのダンスゲームが登場。

「天誅4」は、Wiiリモコンとヌンチャクを使った操作で隠密行動を行う忍者アクション。
ミッションクリア方式のように進めていくのだが
猫に憑依(?)して下見が出来たりと、道中にはちょっとした遊び心も。
私が触らせていただいた時には読み込みの長さが少々気になったのだが
改善されていることを祈る。

「ハッピーダンスコレクション」は、子供をダンス教室に通わせる親が増えている中、
女児と親の両面からウケそうな好企画の1本。
「Dance Dance Revolution」シリーズのようなステップ(足下)ではなく
体全体を使って振り付けを真似るのが目的なので、
大人がやるにはかなりの勇気を必要とする。収録楽曲は20曲以上で、
中には「POP STAR」や「羞恥心」といった男性ボーカルの曲も。
キャラクターのコーディネートが意外と豊富なあたりも
女児ユーザーの心理を良く捉えている。
気になったのは、次にどういう動作をすれば良いのかが
今ひとつ分かりにくい点。(指示が連続すると特に分かりにくい)
手を回したり振り上げたりする動作は、「ダンレボ」のように
上下左右の矢印だけでは指示出来ないので仕方ないと言えば仕方ないのだが、
もう少し分かり易い形を追求して欲しかった。

一部で話題の「プロゴルファー猿」。
私も少しだけプレイしたのだが、確かに凄い。
肝心のショット方法がリモコン振り回しのみで、ボタン操作は無し。
これで「子供にせがまれてWiiを買ったお父さん世代に」と言われても困る。
ファミコンディスク版は楽しませてもらったし
猿君にはそれなりに思い入れもあるだけに残念。


■DS:「采配のゆくえ」
■DS:「悪魔城ドラキュラ 奪われた刻印」
■DS:「ケツイ デスレーベル」
■Xbox360:「ケツイ 絆地獄たち EXTRA(今冬発売予定)」

【紹介記事】「逆転裁判」ファンも要注目なAVG。DS「采配のゆくえ」

今週のDSは彩り豊かなラインナップ。
まずはコアファン向けに3作。
「悪魔城ドラキュラ 奪われた刻印」は
女性キャラを主人公にしたお馴染みの探索型アクション。
PCエンジン版の「血の輪廻」が発売された頃までは
女性キャラが使用可能になったというだけで
熱狂的なファンから非難囂々であった「ドラキュラ」だが、それも今は昔。
DSで3作目ということもあり、新鮮味は薄いが安定感はある。

「ケツイ デスレーベル」は、「このハードでここまで」という感慨に
価値を見出すジジィゲーマーには見逃せない作品。
弾幕系シューティングを携帯用機でどうなのかと心配していたのだが
実際に動いているところを見る限り、思ったよりもイケそうだ。
今冬発売予定の360版も予約開始中。


■DS:「わがままファッション ガールズモード」
■DS:「ガリレオ」
■DS:「キミの勇者 プレミアムハンドブック<星刻の書>付き」

次点はこのあたり。
「ガリレオ」はシンプルシリーズでは定評のある
「THE 鑑識官2」「THE 爆弾処理班」の流れを汲むアドベンチャー。
版権料と福山&柴咲の顔ジャケでプラス1500円といったところか。


■DS:「廉価版・ファイナルファンタジーIII」
■DS:「廉価版・ファイナルファンタジーXII レヴァナント・ウイング」
■DS:「廉価版・ドラゴンクエストモンスターズ ジョーカー」
■DS:「廉価版・スライムもりもりドラゴンクエスト2 大戦車としっぽ団」

スクウェア・エニックスからは「FF3」や「ドラクエモンスターズ」など
大ヒットを記録した作品が廉価版で一斉リリース。


■PSP:「BLEACH ソウル・カーニバル 携帯クリーナー付き」
■PSP:「ガーネット クロニクル 紅輝の魔石」

PSPは2本。
「BLEACH ソウル・カーニバル」は、
これまでとは打って変わって、デフォルメキャラクターが活躍するアクションゲームに。
ジジィ的には、この手のシンプルなアクションは嫌いではないのだが
「ブレイド・バトラーズ」あたりがお好きな方にどう映るのかは微妙なところか。

「ガーネット クロニクル 紅輝の魔石」は
タイトルこそ変わっているものの、韓国で発売されていた
「アストニシアストーリー2」の移植。
コンパイルハートより発売された前作からはかなりパワーアップしており
「アストニシア」の名前を使用しなかったセガの本作にかける心意気がうかがえる。
売り込みポイントはズバリ「昔ながらのRPG」ということで
システム等で下手な冒険はせず、オーソドックスに仕上げたとのこと。

▼今週発売のDVD


■DVD:「相棒 劇場版 絶体絶命!42.195km 東京ビッグシティマラソン 通常版」
■DVD:「相棒 劇場版 絶体絶命!42.195km 東京ビッグシティマラソン 豪華版BOX」

今週発売のDVDで予約数No.1はこちら。
興収40億円を突破した、今年上半期におけるNo.1邦画が登場。
10月22日から始まる「season 7」をもって亀山役の寺脇康文が
水谷豊とのコンビを解消すると発表されたので、
劇場でこのコンビが見られるのは最初で最後となってしまった。残念。


■BD:「ウォーターボーイズ」
■BD:「スウィングガールズ」

「ハッピーフライト」の公開も控えている矢口史靖監督の代表作が揃ってBD化。
妻夫木聡、玉木宏、上野樹里、平岡祐太、貫地谷しほりなど
今ではすっかり人気者に成長した若手俳優達のフレッシュな魅力が満載の2本。


■DVD:「廉価版・里見八犬伝」
■DVD:「廉価版・セーラー服と機関銃」
■DVD:「廉価版・時をかける少女」
■DVD:「廉価版・Shall we ダンス?」
■DVD:「廉価版・疾走」
■DVD:「廉価版・犬神家の一族(2006年版)」


■DVD:「廉価版・ジョゼと虎と魚たち」
■DVD:「廉価版・メゾン・ド・ヒミコ」
■DVD:「廉価版・恋の門」
■DVD:「廉価版・間宮兄弟」
■DVD:「廉価版・約三十の嘘」
■DVD:「廉価版・ハチミツとクローバー」

角川とアスミックから過去の名作が廉価版でリリース。
角川からは「星よ導きたまえ」の「里見八犬伝」を始め、
アニメ化で若い世代にも浸透した「時をかける少女」などの80年代作品や
中谷美紀の演技が絶品の「疾走」、故・市川崑監督の「犬神家の一族」など。
アスミックからは犬童一心監督の「ジョゼと虎と魚たち」「メゾン・ド・ヒミコ」の2作や
ドラドラ塚地の役者としての魅力が開花した「間宮兄弟」、
松尾スズキの初監督作品であり、大竹しのぶがメーテルのコスプレを披露して
劇場でひっくり返った記憶のある「恋の門」など。
邦画は洋画に比べて値下げされることが少ないので、こういう機会は嬉しい。


■BD:「ラスベガスをぶっつぶせ」
■DVD:「ラスベガスをぶっつぶせ」

邦画に押されてか、今週の洋画は少なめ。
「ラスベガスをぶっつぶせ」は「アクロス・ザ・ユニバース」でも
主演を務めた他、25日公開の「ブーリン家の姉妹」でも
重要な役所を演じているジム・スタージェス主演の青春映画。
原作は、ラスベガスで実際に起きた事件を元にして書かれた
ベン・メズリックのベストセラー・ノンフィクション。
天才的な頭脳を持つ理系大学の学生が、「カード・カウンティング」という手法で
ベガスで荒稼ぎするお話。
粗筋だけを聞くと面白そうなのだが、あと一歩物足りなさが残る。
さらっと見るには適しているので、レンタル向き。


■BD:「ナイトメアー・ビフォア・クリスマス コレクターズ・エディション」
■DVD:「ナイトメアー・ビフォア・クリスマス コレクターズ・エディション」
■BD:「眠れる森の美女 プラチナ・エディション」
■DVD:「眠れる森の美女 プラチナ・エディション」

アニメではティム・バートンの代表作のひとつ
「ナイトメアー・ビフォア・クリスマス」がいよいよBD化。
バートンのストップモーション・アニメでは
「コープス・ブライド」が既にBDでリリースされているのだが
いよいよメインディッシュがやって来たという感じ。
バートンの古巣であるディズニーからは「眠れる森の美女」も。


■DVD:「ペルセポリス」
■YouTube:「ペルセポリス 予告編」

公開当時から何度も紹介してきた「ペルセポリス」も今週発売。
海外ではBD版も出ているのだが、やはり日本ではないようで残念。
イラン出身で、現在はパリに住んでいるマルジャン・サトラピが書いた
自伝的グラフィック・ノベルを、サトラピ自らの監督・脚本で映画化したアニメ。
主人公マルジと母親タージを実際の母娘であるキアラ・マストロヤンニと
カトリーヌ・ドヌーヴが演じたことでも大きな話題となった。

ブルース・リーとパンクが大好きな少女が、混乱の続く激動の世の中で、
自分を失うことなく邁進する姿を描いた傑作。
当時のイラン情勢を知っているとより深く楽しめるのは事実だが
予備知識無しにひとりの少女の半生を眺めてるだけでも充分楽しめる。
アニメ好きを自認するなら、一度は観ておくべし。


■BD:「マクロスF(フロンティア) 3」
■BD:「コードギアス 反逆のルルーシュ R2 volume03」
■BD:「コードギアス 反逆のルルーシュ volume03」
■BD:「機動戦士ガンダム00 4」
■BD:「冥王計画 ゼオライマー」

日本産アニメはこのあたり。

▼ゲーム関連CDとおまけ


■CD:「カルドセプトDS オリジナル・サウンドトラック DELUXE」
■CD+DVD:「AFRIKA オリジナルサウンドトラック(DVD付)」
■CD:「pop’n music 16 PARTY original soundtrack」


■CD:「akiko/矢野顕子」
■CD+DVD:「akiko Complete Box/矢野顕子」

【紹介記事】矢野顕子ニューアルバム「akiko」10月22日発売

昨日紹介したので一応こちらも。




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