▼今週発売の新作ダイジェスト
04月24日発売■Blu-ray:シュガー・ラッシュ:オンライン MovieNEX
04月24日配信■Amazonビデオ:ミスター・ガラス 字幕版/吹替版
04月25日発売■NSw:ファイナルファンタジーXII ザ ゾディアック エイジ
04月26日公開■ムビチケ(Eメール):アベンジャーズ/エンドゲーム
▼NSw「マリオメーカー2」、PS4「ペルソナ5 ザ・ロイヤル」予約開始
06月28日発売■NSw:スーパーマリオメーカー 2 タッチペン付き
06月28日発売■NSw:スーパーマリオメーカー 2 はじめてのオンラインセット
06月28日発売■NSw:スーパーマリオメーカー 2 関連商品一覧
Wii U、3DSで発売された「作れるマリオ」こと
「スーパーマリオメーカー2」が6月28日に発売決定。
本日より予約が開始されている。
「はじめてのオンラインセット」はNintendo Switch Onlineの12ヶ月分の
使用料がセットになったものだが、個人プランのみなので要注意。
また、ぬいぐるみセットが数多く種類が出ているため
関連商品一覧のページをご覧いただいた方が選択の幅はありそう。
10月31日発売■PS4:ペルソナ5 ザ・ロワイヤル 関連商品一覧
10月発売でもう予約開始か。
▼平成のゲーム史を年間販売本数の推移から振り返る
ぶっちゃけもう買うこともないかと思っていた紙のファミ通を何年か振りに買った。
お目当てはもちろん「平成ゲーム史大特集」。
別冊でゲーム業界を盛り上げてきた著名人の名インタビューの再録本もあり
満足度はかなり高い。
昔より随分と薄くなったにも関わらず値段は580円と
部数の減少に歯止めがかからない懐事情も透けて見える。
ネットの普及によって週刊誌の速報性がほぼ意味を失い
雑誌や攻略本といった必要性がほぼ無くなったことも、
まさに平成のゲーム史のひとつと言えよう。
特集内には当時の社会背景と照らし合わせつつ
ゲームのハードやソフトの変遷が載っていて、
ちょうど先日訪れたマーベル展のようで懐かしくも楽しい。
平成8年からは年間の販売本数トップ5も載っていたので
その年の出来事を交えつつ紹介したい。
<平成8年>
1位■GB:ポケットモンスター 赤・青・緑(166万3861本)
2位■PS1:鉄拳2(107万9585本)
3位■SFC:スーパーマリオRPG(99万5898本)
4位■PS1:バイオハザード(94万2987本)
5位■SFC:ダービースタリオン(90万3200本)
スクウェアが電撃的にPSに参入を発表し、
業界の勢力図が一気に塗り替えられ始める一方で
「ポケモン」の誕生でモノクロのGBが息を吹き返すという
何とも刺激的な出来事が続いたのが平成8年。
新作の発表された「サクラ大戦」が発売されたのもこの年。
配信中■iOS:FINAL FANTASY TACTICS 獅子戦争
<平成9年>
1位■GB:ポケットモンスター 赤・青・緑・ピカチュウ(399万5992本)
2位■PS1:ファイナルファンタジーVII(327万7291本)
3位■PS1:ダービースタリオン(158万1139本)
4位■PS1:ファイナルファンタジータクティクス(123万7327本)
5位■PS1:サガフロンティア(105万7261本)
スクエニ参入と「FFVII」の発売で2位以下はPS一色に。
「パラッパ」「みんGOL」などライト向けのソフトも揃えて絶好調。
<平成10年>
1位■GB:ポケットモンスター 赤・青・緑・ピカチュウ(300万6067本)
2位■PS1:バイオハザード2(215万4974本)
3位■PS1:グランツーリスモ(149万5757本)
4位■GB:DQM テリーのワンダーランド(122万4038本)
5位■PS1:鉄拳3(118万6118本)
ランクインはしなかったものの、PSでは「メタルギアソリッド」が
劣勢だった64では「ゼルダの伝説 時のオカリナ」なども発売された。
<平成11年>
1位■GB:ポケットモンスター 金・銀(362万8627本)
2位■PS1:ファイナルファンタジーVIII(350万1588本)
3位■PS1:バイオハザード3 LAST ESCAPE(133万9022本)
4位■N64:大乱闘スマッシュブラザーズ(130万8120本)
5位■PS1:グランツーリスモ2(114万5515本)
「ポケモン」の3年連続1位を引き摺り下ろしたのはやはり「ポケモン」だった。
64ではSwitch版も300万本を超える「スマブラ」の元祖が発売。
携帯ゲーム機にバンダイが参戦し「ワンダースワン」を発売したのもこの年。
<平成12年>
1位■PS1:ドラゴンクエストVII エデンの戦士たち(378万4681本)
2位■PS1:ファイナルファンタジーIX(265万9221本)
3位■GB:ポケットモンスター 金・銀(238万3096本)
4位■GB:遊戯王 デュエルモンスターズ4(166万9307本)
5位■GB:ポケットモンスター クリスタル(106万5804本)
プレステで「DQ」「FF」が出揃い我が世の春を謳歌してたのがこの頃。
家庭用ゲーム機で初めての本格的な
オンラインRPG「ファンタシースターオンライン」が発売。
発売中■NSw:ファイナルファンタジーX/X-2 HD Remaster
<平成13年>
1位■PS2:ファイナルファンタジーX(226万4047本)
2位■PS2:グランツーリスモ3 A-spec(143万7581本)
3位■GB:DQM2 マルタのふしぎな鍵 ルカの旅立ち(113万8756本)
4位■PS1:ドラゴンクエストIV 導かれし者たち(100万5509本)
5位■PS2:鬼武者(92万7534本)
トップ5内のタイトルが初めてミリオンを割り込んだのがこの年。
セガはハード事業からの撤退を表明しソフトメーカーの道へ。
任天堂は携帯用機の市場活性化を狙ってゲームボーイアドバンスを、
据え置き用ではゲームキューブを投入した。
<平成14年>
1位■GBA:ポケットモンスター ルビー・サファイア(319万7782本)
2位■PS2:ワールドサッカー ウイニングイレブン6(111万5707本)
3位■PS2:鬼武者2(100万2968本)
4位■PS2:キングダムハーツ(83万8323本)
5位■PS2:真・三國無双2 猛将伝(68万8655本)
セガの撤退の翌年、今度はマイクロソフトが「Xbox」で家庭用ゲーム市場に参入。
「ドラクエとFFの結婚」と騒がれたスクウェア・エニックスの合併も。
<平成15年>
1位■PS2:ファイナルファンタジーX-2(194万1727本)
2位■GBA:ポケットモンスター ルビー・サファイア(170万4458本)
3位■PS2:真・三國無双3(117万8455本)
4位■PS2:ワールドサッカー ウイニングイレブン7(108万5082本)
5位■PS2:みんなのGOLF4(87万5252本)
折り畳みの出来る「ゲームボーイアドバンスSP」が発売。
ミクロといい、今思えばアドバンスは色々と面白いハードだった。
配信中■iOS:ドラゴンクエストVIII 空と海と大地と呪われし姫君
<平成16年>
1位■PS2:ドラゴンクエストVIII 空と海と大地と呪われし姫君(328万1288本)
2位■GBA:ポケモン ファイアレッド・リーフグリーン(237万7713本)
3位■PS2:ドラゴンクエストV 天空の花嫁(161万1155本)
4位■GBA:ポケットモンスター エメラルド(133万5021本)
5位■PS2:ワールドサッカー ウイニングイレブン8(103万9502本)
任天堂から据え置き・携帯に続く第3の柱として「ニンテンドーDS」が、
ソニーは「プレイステーション・ポータブル」でついに携帯市場を取りにきた。
恥ずかしながら当BLOGの開始もこの年の7月。
<平成17年>
1位■NDS:おいでよ どうぶつの森(116万9757本)
2位■PS2:グランツーリスモ4(106万6749本)
3位■NDS:脳を鍛える大人のDSトレーニング(101万1341本)
4位■NDS:nintendogs(96万5665本)
5位■PS2:ワールドサッカー ウイニングイレブン9(92万3288本)
DS大爆発前夜といったところ。
携帯用機との相性の良さで「どうぶつの森」が年間1位を獲得。
それにしても「ウイイレ」の毎年の手堅さといったら。
<平成18年>
1位■NDS:ポケットモンスター ダイヤモンド・パール(430万2815本)
2位■NDS:Newスーパーマリオブラザーズ(381万8214本)
3位■NDS:もっと脳を鍛える大人のDSトレーニング(374万8638本)
4位■NDS:おいでよ どうぶつの森(248万5264本)
5位■PS2:ファイナルファンタジーXII(232万2329本)
DS大爆発。
トップ5まで全てがダブルミリオンを突破する空前の好景気の中で
ソニーはプレイステーション3を、任天堂はWiiを発売。
さらなる高性能を求めるPS3と、
リモコンを使った操作など遊び方の改革で勝負に出た任天堂との
特色の差がはっきりと出た年でもある。
<平成19年>
1位■Wii:Wii Sports(191万1520本)
2位■PSP:モンスターハンターポータブル2nd(148万9898本)
3位■Wii:はじめてのWii(148万7484本)
4位■NDS:ポケモン不思議のダンジョン 時・闇(125万6516本)
5位■NDS:マリオパーティDS(123万2644本)
DSの陰に隠れていたPSPが「モンハン」のブレイクで一気に存在感を増し
年間2位にランクイン。
<平成20年>
1位■PSP:モンスターハンターポータブル2nd G(245万2111本)
2位■NDS:ポケットモンスター プラチナ(218万7337本)
3位■Wii:Wii Fit(214万9131本)
4位■Wii:マリオカートWii(200万3315本)
5位■Wii:大乱闘スマッシュブラザーズWii(174万7113本)
「モンハン」がついに年間1位を獲得するも、2位以下は任天堂一色。
DSでの知育ブームに続き、Wiiでは「Wii Fit」のヒットで健康ブームが起こった。
<平成21年>
1位■NDS:ドラゴンクエストIX 星空の守り人(410万968本)
2位■NDS:ポケモン ハートゴールド・ソウルシルバー(338万2579本)
3位■Wii:NewスーパーマリオブラザーズWii(248万5150本)
4位■NDS:トモダチコレクション(231万1948本)
5位■PS3:ファイナルファンタジーXIII(169万8256本)
DSが累計1億台を突破し、
携帯用で初めてナンバリング作品を発売した「ドラクエ9」が
400万本オーバーで年間1位に。私も随分遊んだな。
<平成22年>
1位■NDS:ポケットモンスター ブラック・ホワイト(491万4813本)
2位■PSP:モンスターハンターポータブル3rd(348万989本)
3位■Wii:NewスーパーマリオブラザーズWii(159万9845本)
4位■Wii:Wii Party(153万9228本)
5位■NDS:ドラゴンクエストVI 幻の大地(129万7344本)
DSブームを受けて「ポケモン」新作が年間で500万本に迫る驚異的なセールスに。
及ばずの「モンハン3」も遂にトリプルミリオンを突破した。
<平成23年>
1位■3DS:マリオカート7(108万2391本)
2位■3DS:スーパーマリオ3Dランド(104万2511本)
3位■PSP:モンスターハンターポータブル3rd(102万1457本)
4位■3DS:モンスターハンター3(トライ)G」(80万9322本)
5位■PS3:ファイナルファンタジーXIII-2(69万7146本
裸眼立体視を売りにした新ハード、ニンテンドー3DSが発売するも
思ったほどの順当な滑り出しではなく早期で1万円の大幅値下げを実施。
この判断が功を奏して上手く波に乗せた。
ソニーからもPlayStation Vitaが発売。
<平成24年>
1位■NDS:ポケモン ブラック2・ホワイト2(287万9027本)
2位■3DS:とびだせ どうぶつの森(228万6977本)
3位■3DS:Newスーパーマリオブラザーズ2(178万493本)
4位■3DS:DQM テリーのワンダーランド3D(89万9410本)
5位■PS3:ワンピース 海賊無双(82万5860本)
Wiiの後継機であるWii Uが発売。
スマホでは「パズル&ドラゴンズ」が配信開始となり
スマホゲーム躍進の記念の年にもなった。
<平成25年>
1位■3DS:ポケットモンスター X・Y(397万6829本)
2位■3DS:モンスターハンター4(329万3312本)
3位■3DS:とびだせ どうぶつの森(173万182本)
4位■3DS:トモダチコレクション 新生活(158万67本)
5位■3DS:ドラゴンクエストVII エデンの戦士たち(122万7377本)
トップ5を3DSのソフトが独占。
<平成26年>
1位■3DS:妖怪ウォッチ 元祖・本家(305万178本)
2位■3DS:ポケモン オメガルビー・アルファサファイア(246万4850本)
3位■3DS:モンスターハンター4G(238万1177本)
4位■3DS:大乱闘スマッシュブラザーズ for 3DS(206万6022本)
5位■3DS:妖怪ウォッチ 真打(200万7327本)
2年連続で3DSが上位を独占。
新作が出れば年間1位は確実の「ポケモン」を抑えて
「妖怪ウォッチ」が1位を獲得、5位にも「真打」が入り
映画も大ヒットと、ついに「ポケモン」も世代交替かと騒がれたが
数年で息切れしてブランド力は意外なほどあっさり低下してしまった。
ソニーからはPlayStation 4が発売。
<平成27年>
1位■3DS:モンスターハンタークロス(244万1977本)
2位■3DS:妖怪ウォッチバスターズ 赤猫・白犬(196万5202本)
3位■3DS:どうぶつの森 ハッピーホームデザイナー(128万2880本)
4位■WiiU:スプラトゥーン(106万4887本)
5位■3DS:ドラゴンクエストVIII 空と海と大地と呪われし姫君(86万4865本)
任天堂の名物社長として多くのゲームファンから愛された岩田聡氏が死去。
同じ年に、苦境に喘いでいたWii Uから
新規軸の「スプラトゥーン」がヒットし、一躍人気シリーズとなって現在に至る。
<平成28年>
1位■3DS:ポケットモンスター サン・ムーン(324万6222本)
2位■3DS:妖怪ウォッチ3 スシ・テンプラ(139万7436本)
3位■PS4:ファイナルファンタジーXV(86万127本)
4位■3DS:スーパーマリオメーカー for 3DS(74万3388本)
5位■3DS:ドラゴンクエストモンズターズ ジョーカー3(62万3083本)
「ニンテンドークラシックミニ ファミコン」の発売で
何度目かのレトロゲームブームに火が付き、現在まで多くのメーカーが
懐かしのタイトルやハードを復刻させている。
<平成29年>
1位■3DS:ポケモン ウルトラサン・ウルトラムーン(200万3607本)
2位■NSw:スプラトゥーン2(175万2096本)
3位■3DS:ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて(174万4603本)
4位■3DS:モンスターハンターダブルクロス(168万4991本)
5位■PS4:ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて(133万6180本)
史上初、据え置き・携帯の2機種で同時発売になった
「ドラゴンクエストXI」が大きな話題に。
Wii Uの苦戦を教訓に発売されたNintendo Switchは発売後から人気となり
「スプラトゥーン2」も前作を上回るヒットに。
<平成30年>
1位■NSw:大乱闘スマッシュブラザーズSPECIAL(236万655本)
2位■PS4:モンスターハンターワールド(196万2221本)
3位■NSw:ポケットモンスター Let's Go! ピカチュウ・イーブイ(125万3677本)
4位■NSw:スプラトゥーン2(112万2324本)
5位■NSw:マリオカート8デラックス(92万6553本)
スイッチの勢いが止まらず、「スマブラ」は集計が短かったにも関わらず
ダブルミリオンを突破して年間1位に。
また、据え置きでの大ヒットがなかった「モンハン」が
PS4で200万本に迫るセールスを記録。
そして、Webでは上位3タイトルしか発表になっていなかった
「平成のゲーム 最高の1本」も誌面では上位20作品までが掲載されていた。
01位■SFC:クロノ・トリガー
02位■NSw:ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド
03位■PS4:NieR:Automata(ニーア オートマタ)
04位■PS1:ファイナルファンタジーVII
05位■PS2:大神
06位■N64:ゼルダの伝説 時のオカリナ
07位■PS2:ファイナルファンタジーX
08位■GB:ポケットモンスター 赤・青・緑・ピカチュウ
09位■SFC:ドラゴンクエストV 天空の花嫁
10位■PS1:ゼノギアス
11位■iOS:Vainglory
12位■PS1:幻想水滸伝II
13位■SFC:MOTHER2 ギーグの逆襲
14位■WiiU:スプラトゥーン
15位■SFC:タクティクスオウガ
16位■PSP:モンスターハンターポータブル2nd G
17位■PS2:キングダムハーツ
17位■PS2:メタルギアソリッド3 スネークイーター
19位■PS4:ファイナルファンタジーXV
20位■PS2:ファイナルファンタジーXI
20位■NDS:ポケットモンスター ダイヤモンド・パール
11位の「Vainglory」だけ全く知らなかった。
スマホゲームも対象だったことすらこれを見るまで気付いていなかった。
こういったランキングはキャラやストーリーの要素が強い
RPGが上位に入ってきがちなので「FF」が強いのは分かっていたのだが
思ったより「ドラクエ」が入って来なかったのは意外。
専門誌やサイトを見てわざわざ投票しようという層ではないのかも知れないが。
私的には攻略本も自作できると思えるほどやり込んだ
「ファイアーエムブレム」が入っていないのも驚き。
平成の最後に、想い出の記録として1冊持っておくには最適。
その他にも懐かしいタイトルがたくさん出てくるので
気になっている方ならば最終号のつもりで買って損なし。
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