「スーチーパイ復活YEAR」の序章。DS&PSP「ちゅ~かな雀士 てんほー牌娘 Remix」 | 忍之閻魔帳

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■DS:「ちゅ~かな雀士 てんほー牌娘 Remix」
■PSP:「ちゅ~かな雀士 てんほー牌娘 Remix」

2年前、わざわざ元旦に紹介記事を書いたことで
禊は済ませているので今回も開き直って紹介する。



【紹介記事】3DO「アイドル雀士スーチーパイSpecial」
【紹介記事】「スーチーパイ」の血を受継ぐPS2「ちゅ~かな雀士 てんほー牌娘」

1993年に発売された初代「美少女雀士スーチーパイ」(SFC)から
「コンシューマーにおける脱衣麻雀の帝王」の座に君臨し続けていた、
ジャレコの看板とも言える「スーチーパイ」シリーズ。
X指定の廃止によりアダルト表現のあるソフトへの風当たりが強くなってからは
キャラクター性を活かしたアドベンチャーや
バラエティソフトへのシフトし、そこそこの実績を上げてはいたのだが、
2000年の「アイドル雀士をつくっちゃおう」(DC)を最後に
コンシューマーでのリリースは途絶えてしまった。

2004年12月に発売されたPS2版「てんほー牌娘」は、
「スーチーパイ」のDNAを受け継いだ作品が4年振りに復活したということで
「スーチー」フリークの間ではひっそりと話題になっていたのだが、
プロモーションがほとんどされなかったこともあり
販売本数は約1.5万本と苦戦した。
今回、DS&PSPにW移植の決定した「てんほー牌娘 Remix」は、
このPS2版がベースになっている。
発売元もPS2版のサイバーフロントから古巣のジャレコへと戻り、
いよいよ本格的な再スタートである。
7月には、コンシューマー初移植となる
「アイドル雀士 スーチーパイIII Remix」の発売も控えており、
本作は「スーチーパイ復活YEAR」の序章と言えそうだ。

内容に関しては、

「ゆるいやりとりのデモ」→「麻雀」→「ご褒美」+「おまけ」

という、これまでの「スーチーパイ」シリーズとほぼ同じ作りだが、
DS版とPSP版では仕様が多少異なっている。

PSP版のウリは、「PS2版の完全移植+α」。
オープニングや幕間のデモ等、アニメーション部分を
総数で1時間程度追加し、PSPのワイド画面用に最適化。
エンディングも登場キャラ全員分を用意し、新キャラも追加した。
PS2版のウリのひとつでもあった「お探し画面」の表現は、
CEROのチェック項目を逆手に取って
「C」区分とは思えない過激さとなっている(らしい)。

一方のDS版は、やはり容量的に完全移植は難しいらしく、
アニメーションの一部をカット、
音声もPSP版に比べ約1/3程度にまで減っている。
とはいえ、1ギガロムの大半を音声に費やしているだけあり
DSのその他のソフトと比べればかなりしゃべる方らしい。
DS版の最大のウリは、対局後の「お探し画面」で
気になる箇所をタッチペンで直接指定出来ること。
「やわ肌英語塾~ちょっとだけよ」を擁するPSPならいざ知らず、
よく任天堂が許可したものだと感心する。
「美味しんぼDSレシピ集」に続く、菩薩級の寛大さと言えよう。

【紹介記事】良く言えば本歌取り、悪く言えば…「美味しんぼDSレシピ集」

気になったので、公式サイトで内容をチェックしてみた。
まだ詳しい内容まではアップされていなかったのだが
PR用のバナーが置いてあった。

てんほー牌娘

・・・・・。
「おさわり探偵」や「どきどき魔女神判!」どころの騒ぎではないな。
「Special」とあるのでPC版の広告バナーだとは思うのだが、
同様のシーンはPS2版でも登場しており、
DS版もPSP版も、基本的にはPS2版をそのまま移植しているはずなので
この通りのシーンがDS版でも登場する可能性は高い。
本当にコレでいいのか、任天堂。
業績好調に気が緩んで思わずOKを出したか。
いずれにせよ、DS史上最大の問題作になることは間違いない。

ちなみに、「スーチーパイ復活YEAR」は
7月の「スーチーパイ3」では終わらない。
今回紹介した「てんほー牌娘 Remix」はホップ、
7月の「スーチーパイ3」はステップ的な位置付けだ。
9月には、ジャンプにあたる
「スーチーパイ」シリーズの完全新作が発売予定となっている。
対応ハード等、詳細はまだここでは書けないのだが、
「スーチーパイ3」が発売になる頃には明かされているはずなので
シリーズファンは首を長くして公式発表を待つべし。


■DS:「アイドル雀士 スーチーパイIII Remix」(7月26日発売)
■PSP:「アイドル雀士 スーチーパイIII Remix」(7月26日発売)



■DS:「どきどき魔女神判! まほの開運お守り!付き」

DSに突如やって来た黒船ならぬ桃船。
異常としか思えないハイペースで予約数が急増中。

*当BLOGでの新作紹介は、
 1:あくまでも開発途中のROMを使ってのプレイであること。
 2:数分のプレイによる第一印象に過ぎないこと。
 3:発売までに内容変更の可能性もあること。
 を予めお断りしておく。
 簡単に言えば、「あまりあてにしないでくれ」ということだ。


★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
  タイトル:ちゅ~かな雀士 てんほー牌娘 Remix
  メーカー:ジャレコ
   発売日:2007年6月28日
    価格:DS版:5040円(税込み)PSP版:6090円(税込み)
 公式サイト:http://www.tenhopainyan.com/
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