堂々とカートンくんを名乗れ。PSP「マワスケス based on "Carton-kun"」 | 忍之閻魔帳

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ゲームと映画が好きなジジィの雑記帳(不定期)

これは嬉しい。
まさか「カートンくん」を引っ張り出してくるとは
夢にも思っていなかった。


■PS:「カートンくん」

「カートンくん」は、私が未だに遊び続けている
数少ないPS用ソフトのひとつである。
「テトリスDS」の紹介記事でもこのソフトに触れている
ベースは、画面上から降って来るピースを繋ぎ合わせて
「閉じた図形」を作っていくだけと至ってシンプル。
「閉じた図形」というのがどんなものなのか
恥ずかしながら上手く説明出来ないので
PS版「カートンくん」の公式サイトにある
ルール説明ページを紹介しておこう。
ここの「フラッシュ版」を見れば、システムは1分で理解出来るはずだ。

●「カートンくん」ルール説明ページ

組み合わせパターンの豊富さや、いわゆる連鎖の仕掛け方、
画面両端を上手く利用したテクニック等、上達すればするほど
その奥深さと中毒性の高さがわかってくるスルメゲーだったのだが
カートンくんファミリーの愛らしさが足らなかったのか
それともアイレムのプロモーション不足か、
残念ながらヒットには至らず、ひっそりと消えていった。

PSP マワスケス
■PSP:「マワスケス based on "Carton-kun"」

あれから7年。
もう誰も「カートンくん」のことなど
覚えていまいと思ったのか、タイトルを変えて
こっそりと「カートンくん」が復活した。
新しいタイトルは「マワスケス」。
基本ルールをタイトルに持って来て分かり易さをアップし、
オサレなパッケージや「恋に効くパズル!」といった
キャッチコピーで女性ユーザーを取り込もうという意図が見える。
チュートリアル部分や基本となるモードは
ほぼ「カートンくん」と同じだが、最大8人まで可能な対戦モードに
「ペア対戦」「好き嫌い送信」「占い」など「恋に効く」要素を追加。
インフラストラクチャーモードを利用した「謎解きパズル」の
追加問題配信など、PSPを意識したモードも装備された。
カートンくんファミリーがいなくなった代わりに
勝った相手のパーツを奪って自分の顔をカスタマイズするという
福笑い的なおまけ機能もついている。

私としては、のほほんとしたキャラクターも含めて
「カートンくん」を愛していたので
「オトスタツ」と混同しそうなタイトル名や
どう考えても恋には効きそうにない無理矢理なショーアップに
「ブランド品を身に纏った温水洋一」的違和感を覚えてしまうのだが、
そんな背伸び感こそ、アイレムらしさとも言える。
未体験のパズルゲーマーは是非一度触ってみて欲しい。

公式サイトでは、今月中にも体験版のダウンロード配信や
ブラウザ上で遊べるFLASH版が設置される予定。
また、7月発売予定のファミ通PSPには、本作の体験版と同時に
人気STGがまさかのSLG化で早くも話題となっている
「R・TYPE TACTICS」の体験版を収録した
特製UMDが付属予定となっている。

*当BLOGでの新作紹介は、
 1:あくまでも開発途中のROMを使ってのプレイであること。
 2:数分のプレイによる第一印象に過ぎないこと。
 3:発売までに内容変更の可能性もあること。
 を予めお断りしておく。
 簡単に言えば、「あまりあてにしないでくれ」ということだ。


★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
  タイトル:マワスケス
  メーカー:アイレム
   発売日:2007年7月19日
    価格:3990円(税込み)
 公式サイト:http://www.irem.co.jp/official/mawaskes/index.html
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