■PS2：「ひぐらしのなく頃に祭 カケラ遊び 通常版」
■PS2：「ひぐらしのなく頃に祭 カケラ遊び アペンド版」
今年2月に発売され、累計14万本を販売した
PS2「ひぐらしのなく頃に祭」から10ヶ月、
追加要素を搭載した「カケラ遊び」が発売される。
前作に封入していたアンケートハガキの返送分を元に
要望の多かった意見を可能な限り取り入れた「完全版」。
主な追加・変更点は以下の通り。
■主人公「前原圭一」の前半・中盤の音声を追加
前作ではゲーム前半・中盤で音声の出なかった
前原圭一（保志総一朗）の台詞を全て音声付きで再収録。
■新規TIPSの追加と既存TIPSの差し替え
PC版「祭囃し編」の一部を引用したシナリオをTIPSとして追加。
既存のTIPSのいくつかを新規のものと差し替え。
前作では全てテキストのみで進行していたTIPSに音声を追加。
■クリア後の「お疲れさま会」を追加
PC版で好評だったシナリオクリア後の「お疲れさま会」を収録。
クリア後のシナリオを振り返りつつ脱線もしまくるというお遊び的な要素。
こちらももちろんフルボイスで収録。
■OPムービー、澪尽くしムービーのリファイン
オープニングムービーと「澪尽くし編」のムービーをリファイン。
各種ムービーは公式サイトにて既に公開中。
■快適なプレイ環境の整備
・テキストの縦横比や改行のタイミングを修正し、前作より読み易く。
・誰の台詞かわかるよう、テキストウインドウに表示されるようになった。
・新規BGMを追加。SEも追加と一部差し替えあり。
・流れているBGMのタイトルを画面左上に表示。
・各章のスタート時に挿入される次回予告を毎回表示。
・シナリオチャートにショートカット機能を実装。
・バックログがチャプター単位で戻れることが可能に。
つらつらと挙げては来たものの劇的な変化は見られず、
日本一ソフトウェアあたりなら廉価版発売時に
サービスとして追加していても不思議ではない。
通常版とアペンド版の販売比率については、
前作所有者のみがターゲットとなるアペンド版に関しては消極的で、
通常版をメインに販売していく方針とのこと。
前作「祭」は出荷完了となるため、今後は「カケラ遊び」の通常版が
コンシューマー用「ひぐらし」のメイン商材となるようだ。
初回目標は7万本で、通常版4万、アペンド版3万を予定しているが
アペンド版は初回出荷のみになる可能性もあるらしい。
「カケラ遊び」と同じ販売形態の「ペルソナ3フェス」でも
アペンド版のみ流通在庫がダブつき気味になっているので
発売初週にコアファンが買って売り切れ→即終了というのは
販売方式としてはスマートとも言えるか。
ちなみに、「ペルソナ3」は約19万本、
「ペルソナ3フェス」は単独起動版＋アペンド版の合計で約17万本。
発売前には「高い」「高い」と非難されていた割には
かなり多くの方が単独起動版を買い直したようだが、さて今回は・・・
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
タイトル：ひぐらしのなく頃に祭 カケラ遊び
メーカー：アルケミスト
発売日：2007年12月20日
価格：通常版・7,329円（税込み）アペンド版・4,179円
公式サイト：http://www.alchemist-net.co.jp/products/higurashi_matsuri/
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