今週発売の主な新作 | 忍之閻魔帳

忍之閻魔帳

ゲームと映画が好きなジジィの雑記帳(不定期)

▼今週発売のDVD


■BD:「レミーのおいしいレストラン」
■BD:「カーズ」

ディズニーのフルCGアニメがいよいよBDに参入。
第1弾は「カーズ」と「レミーのおいしいレストラン」。
内容はどちらも折り紙付きなので説明は省略。
映像の仕上がりは上々で、ソニー・ピクチャーズに迫るクオリティ。
ノーマルDVD所有者でも買い直すだけの価値はある。


■BD:「パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド」
■DVD:「パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド スペシャル・エディション」
■DVD:「パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド コレクターズ・セット」

DVD市場のメインは、これで”一応”シリーズ完結となる
「パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド」。
尺の長さや冗長な展開からシリーズ中最も評判は悪いのだが
年末年始に大画面で楽しむには適した1本。
BD版の前2作はメーカー予想を上回るヒットで
大成功を収めており、本作もBD版の健闘が期待されている。


■DVD:「スタンリー・キューブリック コレクション」
■DVD:「マトリックスシリーズ お買い得パック」
■DVD:「ティム・バートン×ジョニー・デップ お買い得パック」

「2001年宇宙の旅 スペシャル・エディション」
「時計じかけのオレンジ スペシャル・エディション」
「フルメタル・ジャケット デラックス・エディション」
「シャイニング スペシャル・エディション」
「アイズ ワイド シャット スペシャル・エディション」

の5作品を収録したキューブリックのBOX。
各作品2枚組仕様の全10枚組。
キューブリック作品は嫌いではないし初DVD化の映像も
含まれてはいるものの、この物入りな時期のリリースは辛い。

同じくワーナーから、「マトリックス」シリーズ3作に
「アニマトリックス」を追加した4枚組のお買い得パックと、
「チャーリーとチョコレート工場」「コープス・ブライド」の
2作品をパックしたお買い得セットが同時発売。価格も激安。


■DVD:「憑神 通常版特別限定版」

妻夫木聡主演のコメディ風時代劇。原作は浅田次郎。
監督は「鉄道員」他、いくつもの傑作を手掛けて来た名匠・降旗康男。
撮影監督には降旗監督作品には欠かせない木村大作。

貧乏神・疫病神・死神の3大厄病神に取り憑かれた一人の下級武士が、
将軍の影武者として生きる自身の人生を見つめ直す姿を描いている。
西田敏行が卑怯なぐらいに上手いおかげで
前半は楽しく見られるものの、笑いの要素が薄れる後半から
急激にトーンダウンしてしまったのは残念。
左兵衛を演じた佐々木蔵之介は、1日公開になったばかりの
「椿三十郎」でも美味しいポジションを演じており、
時代劇で才能を開花させそうな予感。


■DVD:「歌謡曲だよ、人生は」

少し前に紹介した「ユメ十夜」に続くオムニバス形式の邦画。
収録された作品は以下の通り。

磯村一路「僕は泣いちっち」
七字幸久「これが青春だ」
タナカT「小指の想い出」
片岡英子「ラブユー東京」
三原光尋「女のみち」
水谷俊之「ざんげの値打ちもない」
蛭子能収「いとしのマックス」
宮島竜治「乙女のワルツ」
矢口史靖「逢いたくて逢いたくて」
おさだたつや「みんな夢の中」
山口晃二「東京ラプソディ」

タイトルからも分かる通り、昭和を彩った歌謡曲をモチーフにして
各監督がそれぞれの持ち味を活かした作品を手掛けている。
「ユメ十夜」でも書いたと思うのだが、オムニバスの宿命で
作品の出来にムラがあるのが惜しい。
お好みの監督の作品が3本入っているならレンタルで、
5本以上あるなら買ってみるのも面白いかも知れない。


■DVD:「きみにしか聞こえない」

乙一原作の恋愛映画。
現在公開中の「恋空」に負けず劣らずの
唐突かつ前後の繋がりを無視した超展開で
まともに付き合うのは困難な作品なのだが、
台詞無し・表情のみの難役にチャレンジした小出恵介が素晴らしく
彼の孤軍奮闘ぶりに温情判決。
難病や障害という要素さえあれば無条件に泣けるという方なら。

▼今週発売のゲーム


■PSP:「みんなのGOLF ポータブル2 携帯クリーナー付き」
■PSP:「勇者のくせになまいきだ。」
■PSP:「サイレントヒル ゼロ」
■PSP:「クロニクル オブ ダンジョンメーカーII」

今週は個人的にPSPがメイン。

「みんなのGOLF ポータブル2」
前作が約70万本を販売した「みんなのGOLFポータブル」の続編。

・キャラクター数は10人から20人へ
・コース数は6コースから12コースへ(改修6コース+新規6コース)
・アイテムは250個から350個へ

順当なボリュームアップに加え、
アドホックモードでは最大8人、オンラインでは最大16人までの
同時対戦が可能となったことも大きなウリのひとつ。
前作は発売1ヶ月で18万本を販売しており、
新型PSPも好調な中リリースされる本作は
初回30万本、累計で前作超えを狙っている。
中尾彬がキャディで登場する理由だけは謎。

「勇者のくせになまいきだ。」は、PS1時代のSCEらしさが漂う1本。
ファミコンライクなドット絵と単純明快なルール、
ゲーマーをニヤリとさせる過去の作品へのオマージュなど
いわゆる「ゲーマーゴコロ」をくすぐる仕掛けが満載。
システムをジジィゲーマー向けに大雑把に説明すると、

「ディグダグ」のような断層マップで
「シムアント」のように巣を掘り「レミングス」のように
モンスターを誘導して正義の味方をやっつける
リアルタイムシミュレーション、のような作品である。

SCE自ら「バイトヘル2000」の購入層を狙うと宣言している通り、
最初からメジャー化を狙っているわけではなく、目標も初回3万本と控え目。
体験版の評判がやけに良いのが不気味なほどで、
もしかすると・・・という気もするのだが、評価の高さが
売り上げに繋がらないのもこの手のジャンルの宿命であり、
発売後の動向が気になる1本だ。
ただ、ノリとしては「良く出来たフリーゲーム」の域を出てはおらず
価格は3980円でもまだ高いと思う。

その他にも、人気シリーズのPSPオリジナル新作である
「サイレントヒル ゼロ」やコアゲーマーの間で評価の高かった
「クロニクルオブダンジョンメーカー」の続編も発売。

■PS3:「アンチャーテッド エル・ドラドの秘宝」

PS3は1本。
「アンチャーテッド」はPS3オリジナルのアクションアドベンチャー。
「クラッシュ・バンディクー」を手掛けたNaughty Dogが開発を担当。
日本ではほとんど売れなかったため話題に上らないが
冒険活劇としての雰囲気は「クラッシュ」より
「ジャック×ダクスター」の方に近い。
完成度以前の「引き」の部分が弱いのは気になるが、
「トゥームレイダー」系のアクションアドベンチャーがお好きなら
試してみて損は無い。SCEの目標は初回10万本。


■PS2:「グランド・セフト・オート・バイスシティ・ストーリーズ」(Z指定
■PSP:「グランド・セフト・オート・バイスシティ・ストーリーズ」(Z指定
■PS2:「龍が如く2 PlayStation 2 the Best」
■PS2:「龍が如く PlayStation 2 the Best」

前作はPS2版が10万本、PSP版が13万本を販売した
「グランド・セフト・オート」シリーズの最新作が2機種同時発売。

廉価版では、50万本以上を販売した「龍が如く2」が
PS3で来春発売予定の「龍が如く 見参」の映像DVDを付けて
1800円という驚きの低価格で再発売。
未だに1ヶ月間で3~4000本を販売している「龍が如く 廉価版」も
「2」と同じ仕様でパッケージをリニューアルし再発売される。
「1」の廉価版は通常版を上回る49万本もの売り上げを記録しており、
「2」にも期待出来そうだ。



■Wii:「NO MORE HEROES メタル“ビーム・カタナ”アクセサリー付き」
■Wii:「みんなで遊ぼう!ナムコカーニバル」

Wiiは2本。
既に多数の予約をいただいている
グラスホッパーの新作「NO MORE HEROES」と
ジジィゲーマー向けの「マリオパーティ」とでも言うべき
「みんなで遊ぼう!ナムコカーニバル」。
「ナムコカーニバル」は、1本1本のミニゲームの完成度は高いものの、
直感的な分かり易さでは「パーティ」に一歩譲る感じ。
とはいえ、ナムコらしいBGMやはっきりくっきりのグラフィックは好感度が高く、
アイトイ用として発売されていたPS2「SEGA SUPERSTARS」は
大いに盛り上がったというジジィゲーマーの溜まり場には
是非置いておきたい1本。

goo版のコメント欄に指摘があり、
「NO MORE HEROES」の初回特典は受注苦戦につき
全数装着へと変更になったとのこと。
確認が取れていないのだが、ソースが某氏なので
確定事項と信じて修正しておいた。指摘感謝。


■DS:「テイルズ オブ イノセンス ボイスアドベンチャーDVD付き」

DSでは2作目となる「テイルズ」シリーズ最近作。
シリーズ中、もっとも値崩れの激しいタイトルとなってしまった
「テンペスト」のイメージを払拭すべく、「ガンパレード・マーチ」
「なりきりダンジョン」シリーズを手がけるアルファシステムを起用し、
大幅なテコ入れを行っている。
初回出荷数は、流通価格が500円台にまで下落した前作の影響をモロに被り
「テイルズ」シリーズにしては少なめの15万本程度に落ち着いたようだが、
前評判が徐々に高まり、特典DVD付きは既に在庫切れ。
現在受付中の追加分(12月下旬)はDVD無しの単品へと切り替わっている。


■DS:「ぼくとシムのまち DEKOシール付き」
■DS:「パワプロクンポケット10」
■DS:「アルカノイドDS 単品」
■DS:「アルカノイドDS パドルコントローラ同梱版」
■DS:「パドルコントローラDS 銀白」

DSのその他はこのあたり。
日本市場を意識したはずが、約3万本と苦戦したWii版に続き
DSで「ぼくとシムのまち」が登場。
ソフトの内容的には「おいでよ どうぶつの森」や「牧場物語」などが
ヒットしているDSの方がマッチしているのでWii版は上回っておきたいところ。

2008年2月発売予定■DS:「スペースインベーダー エクストリーム」
2008年2月発売予定■PSP:「スペースインベーダー エクストリーム」

個人的にはDSのライト層や回帰層にアピールしそうな
「アルカノイドDS」が買い。
上下の画面の繋ぐ「間」のせいで玉を見失うことが多く
難易度は全体的に上がってしまっているのが難点ではあるが
軽く遊ぶ分には問題無し。
「ブロック崩し」の雰囲気を楽しみたいなら
やはりパドルコントローラー同梱版がお勧めだ。

パドルコントローラーは、来年2月に発売予定の
DS「スペースインベーダー エクストリーム」にも対応する予定になっている。
次の「インベーダー」は、光と音の洪水でリメイクされた
PSP「ルミネス」も真っ青の仕上がりでかなりのインパクト。
「EXIT」のスタッフがリメイクを手がけると聞いて
ピンと来た方なら間違いなく買い。


■Xbox360:「ロスト オデッセイ B2ポスター(原画:井上雄彦)付き」
■Xbox360:「バーチャファイター5 Live Arena」
■Xbox360:「バーチャファイター5 Live Arena スティック」
■Xbox360:「あつまれ! ピニャータ レッツ☆パーティー」

360は昨年末の「ブルードラゴン」に続き
マイクロソフトが自信を持って送り出す
360オリジナルRPG「ロストオデッセイ」と
PS3版が9万本と苦戦した「バーチャファイター5」の2本がメイン。
オンライン接続比率が高く、コアゲーマーの多い360でなら
通信対戦機能を備えた「VF5」はそこそこ健闘すると思うのだが。

▼今週発売のその他


■DS:「ガチャピン カスタムジャケット」
■DS:「ムック カスタムジャケット」

12月2日発売なのだが、現在どちらも品切れ中。
当BLOG経由の予約比率はガチャピン:ムックが8:2程度。
ムックの人気の無さが泣ける。


■CD:「20th Anniversary ロックマン1~6 Rock Arrange Ver.」
■CD:「20th Anniversary ロックマン1~6 Techno Arrange Ver.」
■CD:「真・三国無双5 オリジナル・サウンドトラック」

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