今週発売の主な新作 | 忍之閻魔帳

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ゲームと映画が好きなジジィの雑記帳(不定期)

▼今週発売のDVD


■DVD:「幸せのレシピ 特別版」
■BD:「幸せのレシピ」

今週のDVDは女性向けが2本。
「幸せのレシピ」は、「シカゴ」のキャサリン・ゼタ=ジョーンズと
「サンキュー・スモーキング」のアーロン・エッカート共演のラブストーリー。
シェフの座を獲得するために全てを犠牲にして来た女性と
自由きままに料理を楽しむ腕利きのシェフが
次第に打ち解けていき、やがて・・・という王道のお話。


■DVD:「マーサの幸せレシピ」

本作は、2001年にドイツで制作された
「マーサの幸せレシピ」という作品のハリウッドリメイク版。
「子供の父親探し」というテーマを最後まで軸に据えていた
ドイツ版からどろ臭さを抜き出し、甘いラブストーリーに仕上げたのは
いかにもハリウッド流だが、これはこれで良いと思う。


■DVD:「ミス・ポター」
■DVD:「ピーターラビットとなかまたち DVD-BOX」

日本でも知名度の高いキャラクター「ピーターラビット」を生んだ
女流作家ビアトリクス・ポターの半生を綴った伝記物。
主演は「ブリジット・ジョーンズの日記」「シカゴ」のレニー・ゼルウィガー。
共演は「恋は邪魔者」でもレニーとコンビを組んだユアン・マクレガー、
現在公開中の「ウォーターホース」にも出演しているエミリー・ワトソン。
監督は「ベイブ」のクリス・ヌーナン。

ビアトリクス・ポターに関しては全く予備知識を持っていないので
レニー演じるポターがどれだけ本人のイメージに近いのかは不明だが
この映画のレニーの演技は(少し癖のあるところも含めて)素晴らしかった。
映像も演出も、イギリス映画らしい上品さでまとめ上げられており
子供でも楽しめる間口の広さは、さすが「ベイブ」のヌーナン監督だ。
少々例えが違うかも知れないが、
「世界名作劇場」の世界観が好きな方にはかなりお勧め。
「ピーターラビット」のBOXも同時発売。

▼今週発売のゲーム

2月に入り、ゲームはぐっと少なめに。
先週あれだけの数がリリースされれば当たり前か。
2月のメイン商材も、引き続きWii「スマブラX」になりそうな予感。


■PSP:「機動戦士ガンダム ギレンの野望 アクシズの脅威 DVD付き」

そんな今週発売新作の中で、唯一大きく動きそうなのがこちら。
「機動戦士ガンダム ギレンの野望 アクシズの脅威」は、
「ガンダム」と「シミュレーション(RPG)」に強いと言われている
PSPには最適のタイトル。
プレーヤーの采配次第で史実をも書き換えることが出来るシステムが
濃い「ガンダム」ファンに大ウケし、続編も熱望されていたタイトルだけに
待ちに待ったという方も多いのではないか。

今回は、シリーズファンから最も高い評価を受けている
PS版「ジオンの系譜」をベースに、新システムを多数加えた完全新作。
「機動戦士ガンダム」「機動戦士Zガンダム」「機動戦士ガンダムZZ」
「機動戦士ガンダム 逆襲のシャア」までの時代を収録。
登場キャラクターは200人以上、登場ユニットは400種類以上。


■PSP:「ギレンの野望・スペシャルパック」

シリーズ実績は以下の通り。

SS「機動戦士ガンダム ギレンの野望」約23万本
PS「機動戦士ガンダム ギレンの野望 ジオンの系譜」約53万本
PS2「機動戦士ガンダム ギレンの野望 ジオン独立戦争記」約37万本
PSP「機動戦士ガンダム ギレンの野望 ジオンの系譜」約9万本

PSP版の「ジオンの系譜」が発売された2005年8月当時のPSPは
まだ累計で165万台ほどしか普及しておらず、
新型投入で累計800万台に到達した現在とは状況がまるで違う。
バンダイナムコの期待も大きく、本作の目標は初回20万本、累計30万本以上。

予約特典は、初代SS版からPS2版までの「ギレンの野望」シリーズの
プロモーション映像と、初心者向けの「戦術指南」を収録した
「『ギレンの野望』の系譜」。装着率は50%


■Wii:「お姉チャンバラ Revolution サントラCD付き」

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有害図書関連で業界がざわついていた真っ直中に堂々と発売され、
思わぬヒットでいつの間にか人気シリーズとして定着している
「お姉チャン」シリーズがWiiにも登場。
「残虐」+「お色気」をウリとしている本シリーズが
リリースされるとは、よく任天堂が許可したものだ。
ちゃんとかぶせていることを願う。(何の事は分からない方は上記リンク参照)


■PS3:「トランスフォーマー THE GAME」
■PS2:「トランスフォーマー THE GAME」
■Wii:「トランスフォーマー THE GAME」

単独紹介の予定だったのだが、残念ながら間に合わなかったのがこちら。
今週PS3版とPS2版が同時発売され、約1ヶ月遅れでWii版も発売される。

ジジィゲーマー向けにかなり大雑把な例えをすると
「グランドセフトオート」のような街中で発生する事件現場に
「クレイジータクシー」のようなノリで向い、
「キング・オブ・ザ・モンスターズ」のようなノリで壊しまくる
何とも大味、いや、豪快なアクションゲームである。

細かいことを気にしないアメリカンなノリと
手当たり次第に破壊しまくる快感は、止め時の見つけ辛い、後を引く楽しさ。
単調な作業の繰り返しに麻薬的な楽しさを見出すことの出来る
オールドゲーマーならばそこそこお勧め。
PS3版はさすがの美しさだが、どうしてPS2版もかなり頑張っている。
同じアクティビジョンからPS3&PS2で発売された
「スパイダーマン3」ほどの差は感じなかった。

DVDの発売と同時期のリリースであれば相乗効果も期待出来たのだが
延期により注目度が下がってしまったのは残念。


■DS:「インド式数学ドリル」

【関連記事】「インド式計算」をゲーム化するのはどこであろうか

昨年の6月頃に「DSで発売されるはず」と予言したものの
一向に出そうな気配がなく、このままかと思っていたところ、
「インド式計算」を扱ったタイトルが今月だけで3本も発売される。
今週発売されるトップバッターの発売元はメガハウス。
残る2社はアスクとガンホー。
インド式計算そのものは、楽しく学べる優れた計算方式なのだが、
まさか3本とも購入するわけにもいかず、どうするべきか思案中。
私が購入した書籍版をベースにしているのは、ガンホーから発売される
「中村亨 監修 インド式計算ドリルDS」なので現時点ではこれが最有力。
アスク版は14日、ガンホー版は28日に発売予定。