DSで百花繚乱、2008年夏はホラーゲームが大豊作 | 忍之閻魔帳

忍之閻魔帳

ゲームと映画が好きなジジィの雑記帳(不定期)

ホラーゲームがお好きな方ならばとうにお気づきのことと思うが、
今夏のDSはホラーゲーム・フェスティバル状態である。
今週を皮切りに、ほぼ毎週何かしらのホラーゲームが発売される。

6月26日■DS:「DEMENTIUM 閉鎖病棟」
6月26日■DS:「ひぐらしのなく頃に絆 第一巻・祟 限定BOX 注射器型ボールペン付き」
6月26日■DS:「ひぐらしのなく頃に絆 第一巻・祟 通常版 注射器型ボールペン付き」
7月03日■DS:「ナナシ ノ ゲエム」
7月10日■DS:「SIMPLE DS THE 廃屋病棟 呪われた病院からの脱出」
7月17日■DS:「学校の怪談DS」
7月24日■DS:「トワイライトシンドローム 禁じられた都市伝説」
8月07日■DS:「みてはいけない「きいてはいけない」CD付き」
8月07日■DS:「学校のコワイうわさ 花子さんがきた!!」

ホラー映画と聞けば取りあえず観に行き、ホラーゲームと聞けば
取りあえず遊んでみたい私ですら、どれを購入するか未だ絞り切れていない。
そこで、DSで発売されるホラーゲームのラインナップを
まとめて紹介してみることにした。


■DS:「DEMENTIUM 閉鎖病棟」
■DS:「ひぐらしのなく頃に絆 第一巻・祟 限定BOX 注射器型ボールペン付き」
■DS:「ひぐらしのなく頃に絆 第一巻・祟 通常版 注射器型ボールペン付き」

まずは、今週6月26日に発売される「閉鎖病棟」と「ひぐらしのなく頃に絆」。
「閉鎖病棟」は、海外で高い評価を受けたアクションアドベンチャー。
廃墟と化した病院に蠢く異形の怪物達を倒しながら脱出することが目的。
「Dの食卓」にアクション性を追加したというか、高速の「バロック」というか、
見た目の雰囲気はかなり私好みなのだが、難易度だけが気がかりな1本。



「ひぐらしのなく頃に絆」は、ホラーゲームに入れて良いか迷ったのだが一応。
DSオリジナル要素はあるものの、
1巻あたり通常版でも4000円近くする価格設定がネック。
体験版をプレイしてみた感触は思ったよりも良く
同じくDSで発売されている「バッカーノ!」のような快適さ。
公式サイトの体験版はこちらから。


■DS:「ナナシ ノ ゲエム」

今のところ、私が一番気になっているのが「ナナシ ノ ゲエム」。
映画界では今やすっかり定番化している
「呪いの●●」による「呪いの連鎖」という設定がゲームで登場。
発売元は意外にもスクウェア・エニックス。



「呪いのゲーム」という発想自体はさほど新しいものではない。
私が覚えているだけでも、PS2で「THE 呪いのゲーム」「四十八(仮)」という
2本の作品が「呪いのゲーム」を題材にしている。
本作が新しいのは、「遊べば呪われる」と噂されているゲームが
ファミコン時代の「ファイナルファンタジー」を思わせるRPGになっている点。
リアル系のグラフィックで進行するアドベンチャーパートと
ファミコンライクなRPG部分がどのように関係し合うのか、今から非常に楽しみ。
7月3日発売。


■DS:「SIMPLE DS THE 廃屋病棟 呪われた病院からの脱出」

「THE 呪いのゲーム」を発売したD3パブリッシャーからは
「THE 廃屋病棟」が発売。
「閉鎖病棟」とタイトルが似ているのでお間違えのないように。
20年前に起きた連続殺人の謎を追い、犯行現場である「坂の上総合病院」へと
足を踏み入れたジャーナリスト、柏木玲が怪事件の真相に迫る。

サブタイトルに「呪われた病院からの脱出」とあるように
同じDSで発売されている「THE 密室からの脱出」のシステムを
よりホラーゲーム向けに進化させたような内容になっている。
開発も同じインテンス。
グラフィックが恐ろしく前時代的というか、軽く10年前のクオリティ。
7月10日発売。


■DS:「学校の怪談DS」

かつてはファミリー向けのホラー映画として人気を集めていた
「学校の階段」が今度はDSでゲーム化。
アニメ、コミック、小説などあらゆるメディアで商品化されているので
知名度だけならば今回紹介するホラーゲーム群の中でもトップクラスではないか。
劇場版は全て観ている私としては、「怖面白い」ゲームを期待したのだが
今作は月刊プレコミックブンブンで連載中の漫画版をベースにしているため
低年齢向けな印象が強い。
怖過ぎるのは苦手だが、怖いゲームはやってみたい、という方なら。
7月17日発売。


■DS:「トワイライトシンドローム 禁じられた都市伝説」

【関連記事】携帯アプリの新たな可能性を探る「hane」誕生

「怖さ」と「面白さ」と「奥深さ」を兼ね備えた
PS時代の傑作「トワイライトシンドローム」がDSで復活。
予備知識なしに動画を見て「渋谷怪談」や「こわい童謡」のような方面に
走ってしまったのでは・・・と思って調べてみると、
2作とも同じ福谷修氏の脚本で、本作の脚本と監督も手掛けているらしい。
動画からは「オトシモノ」や「仄暗い水の底から」といった
その他の和製ホラーの影響も見受けられる。



2Dの移動シーンや立体音響などのシステムはPS時代のままで
物語だけが福原テイストの和製ホラーになっている、といったところか。
「渋谷怪談」と「こわい童謡」を劇場で観て(しかもどちらも2部構成)
激しく後悔した私としては、PS版「トワイライトシンドローム」への愛情と
福谷作品に対する猜疑心との板挟みで悩み中。
が、おそらく買ってしまうとは思う。
7月24日発売。


■DS:「みてはいけない「きいてはいけない」CD付き」
■DS:「学校のコワイうわさ 花子さんがきた!!」

最後は8月7日に発売される「みてはいけない」と「花子さんがきた!!」。

「みてはいけない」は、一見すると何の変哲も無い写真の中から
タッチペンを使って心霊を発見し、除霊するゲーム。
登場する心霊写真は100枚以上。
除霊した枚数によって、主人公と家族が住む「ノロイの家」にも変化が表れる。
成仏させたお礼に父親の肩凝りが取れる、のではなくその逆。
除霊が進むにつれ、家族が次々と呪われていくのだ。
家族からすればとばっちりもいいとこである。
「将門の首塚」や「千駄ヶ谷トンネル」といった
オカルト好きにとっては定番中の定番である名所も登場する。
そこはかとなく漂うチープ感は気になるものの、アイディアは悪くない。
開発スタッフはちゃんとお祓いは済ませているのであろうか。
首塚は洒落にならんぞ。

「花子さんがきた!!」は、過去にも何度かゲーム化されている
「学校のコワイうわさ 花子さんがきた!!」のDS版。
携帯アプリで配信されていた「花子さん」シリーズ全24話を丸ごと収録し、
新たに3種のミニゲームを追加して定価3300円という
コストパフォーマンスの高さが最大のウリ。
これは、同じアークシステムワークスから発売されている
「探偵 神宮寺三郎DS」シリーズと同じ手法で、
開発も「神宮寺」と同じワークジャムが担当している。





■2008年6月第4週に発売されるゲームソフト一覧はこちら。
■DS:「大合奏バンドブラザーズDX」
■PSP:「ワールドネバーランド 2in1 Portable 特典付き」
■Wii:「テイルズ オブ シンフォニア ラタトスクの騎士 特典DVD付き」

【新作リスト】SCE関連商品 新作発売日一覧(2008年6月~8月)
【新作リスト】任天堂関連商品 新作発売日一覧(2008年6月~8月)
【新作リスト】MS関連 新作発売日一覧(2008年6月~9月)

●Amazonバーゲンセール一覧はこちら