今週の映画「DIVE!! ダイブ」、PS3「MGS4」初週で47万本を販売、他 | 忍之閻魔帳

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▼PS3「メタルギアソリッド 4/MGS4」初週で47万本を販売


■PS3:「メタルギア ソリッド 4 SPエディション通常版」
■DVD:「メタルギア ソリッド 2 バンドデシネ」
■Book:「ノベライズ版 METAL GEAR SOLID GUNS OF THE PATRIOTS」

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発売初週でPS3用ソフトの歴代1位を獲得。
本体は、同梱版など全バージョンを含めて約7.7万台とのこと。
思いの外通常版の本体が動いたこともあり、5万台の鋼+3種合計で
8~10万台の出荷と言われているWELCOME BOXはまだ若干市場に残っている。
感想募集記事に寄せられたコメントも賛否はあるものの概ね好評で
コナミとしても一安心といったところではないか。

▼「インディ・ジョーンズ クリスタル・スカルの王国」先行上映収益は6億円


(c)2007 by Paramount Pictures. All Rights Reserved.
■DVD:「インディ・ジョーンズ アドベンチャー・コレクション」

パラマウント ピクチャーズ ジャパンの発表によると
全世界で既に6億ドル(約650億円)を超える成績をあげている
最新作『インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国』の
日本公開6月21日の公開前、14日、15日に行なわれた先行上映において
週末2日間で597,858,100円(動員485,115人)の興行収益をあげた。


シリーズファンの私は、もちろん「1/485115」である。
副題のクリスタル・スカルに始まり、エリア51、ナスカの地上絵、
ロズウェル事件と、次から次へとSFへのシフトを匂わせるワードが
続出するので、結末もまぁ予想通り。
ちなみに、スピルバーグは既に次回作の構想も発表している。
時間があれば単独で紹介したい。

▼「ザ・マジックアワー」V2、「DIVE!! ダイブ」は8位スタート


(C) 2008 フジテレビ 東宝

1位(1):ザ・マジックアワー
2位(2):ナルニア国物語 第2章:カスピアン王子の角笛
3位(3):相棒 劇場版 絶体絶命!42.195km東京ビッグシティマラソン
4位(4):僕の彼女はサイボーグ
5位(6):築地魚河岸三代目
6位(5):ランボー 最後の戦場
7位(7):ラスベガスをぶっつぶせ
8位(-):DIVE!! ダイブ
9位(8):最高の人生の見つけ方
10位(9):アフタースクール

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【紹介記事】芸達者二人の珍道中。映画「最高の人生の見つけ方」

先週末の映画界は「インディ・ジョーンズ」の先行に話題が集中したため
新作は今ひとつ元気がない。
そんな中、三谷幸喜監督の「ザ・マジックアワー」が余裕のV2。
公開2週で興収13億円ということは、先週だけで約8億円を積み上げた格好。
観賞後アンケートの満足度もかなり高いようなので
口コミ効果でロングランといきたいところ。
「アフタースクール」の粘り強さも驚異的。

▼スポ根×親子モノの合わせ技で1本。映画「DIVE!! ダイブ」

今週は8位にランクインした「DIVE!! ダイブ」を紹介。
「ウォーターボーイズ」「ラフ」などに続く、夏のスポ根映画。
原作は森絵都の同名小説。
監督は「ニライカナイからの手紙」「虹の女神」の熊澤尚人。
3人のダイブボーイズには、「バッテリー」の林遣都、「鉄人28号」「砂時計」の池松壮亮、
現在放送中の「ハチワンダイバー」でドラマ初主演を果たした溝端淳平。



「ダイアモンドの瞳」と言われる天性の目を持つ知季(林)、
親がコーチを務めるダイビングクラブで英才教育を受けてきた要一(池松)、
美しさより豪快さ、荒々しさで魅せる飛沫(横溝)というキャラクター分けは
この手の映画の定番ではあるのだが、クラブ仲間との友情や
コーチとの信頼関係だけでなく、3人それぞれの親子関係を描くことで
同種の別作品とは異なった魅力を持った作品に仕上がっている。

知季の抱く、「自分にも何か大きなことが出来るのではないか」
「特別な才能が眠っているのではないか」という漠然とした期待は、
自力で人生を模索し始める中学時代に誰しもが抱いたはずで、私も非常に共感した。
今なら、知季に対して「大きなことは出来なくていい」
「健康でさえいてくれればそれで良い」と、寛大な愛情を見せたつもりの親心も、
それを聞いて逆に寂しげな表情を見せる知季の心情も、どちらも理解出来る。
親の言う「健康でさえいてくれればそれで良い」は、
「お前には何も期待していない」とも受け取れ、そしてその言葉が
目標を見つけようともがく若者の心を傷つける可能性も秘めているのだ。

知季がダイアモンドの瞳を持っていることをいち早く見抜き、
「あなたにしか見えない景色を見せてあげる」とコーチ役を買って出る瀬戸朝香と
クラブ運営のため、息子の個性よりも安定性を求めようとする光石研が好演。

肝心の飛び込みシーンをどう見せるのかには、観る前から興味があった。
地上10mからのダイブは、水泳や吹奏楽とは訳が違うわけで、
当然吹き替えであろうと思っていたが、高得点を出す試合のシーン以外、
全て本人達が飛んでいるらしい。
溝端淳平に至っては、試合シーンで見せるスワンダイブまでも本人が飛んだという。

スポーツに限らず、クラブ活動に青春を捧げた方なら
共感し得る台詞も多数出てくるので、
「ウォーターボーイズ」「スウィングガールズ」「フラガール」「うた魂」や
熊澤監督作品がお好きな方なら劇場で観て損はないはず。
登場人物と同世代の方はもちろん、親の世代にもお勧め。


■CD+DVD:「DIVE!! ダイブ OST初回生産限定盤」

発売中のサントラCD。


■DVD:「ニライカナイからの手紙」
■DVD:「虹の女神 Rainbow Song」

熊澤監督作品から2つほど。
「ニライカナイからの手紙」は蒼井優の映画初主演作。
「虹の女神」は、個人的には熊澤監督の最高傑作だと思っている青春映画。
「DIVE!!」から少し年齢が上がってこちらは大学生の恋愛を描いている。
この作品を見てから、熊澤監督の新作は必ずチェックするようになった。
主演は上野樹里と市原隼人。共演には蒼井優など。
レンタルでも良いので是非一度ご覧いただきたい。





■2008年6月第3週に発売される主な新作はこちら
■PSP:「スーパーロボット大戦A PORTABLE 公式熱血指南書付き」
■Wii:「スーパーマリオスタジアム ファミリーベースボール」
■BD:「月周回衛星「かぐや」が見た月と地球」

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