今週発売の主な新作 | 忍之閻魔帳

忍之閻魔帳

ゲームと映画が好きなジジィの雑記帳(不定期)

▼今週発売のDVD


■DVD:「つぐない」

【紹介記事】今週の映画「つぐない」

先週に引き続き、今週もDVDは豊作。
私のイチ押しは「つぐない」。
決して巻き戻すことの出来ない時間と、消せない過ちに対して
一人の女流作家が下した決断と勇気に涙する素晴らしい作品。
公開中に紹介済みなので、詳しくはそちらで。


■BD:「最高の人生の見つけ方」
■DVD:「最高の人生の見つけ方」

【紹介記事】芸達者二人の珍道中「最高の人生の見つけ方」

余命半年を宣告された男二人が
いかにして残された人生を謳歌するかを軽快なタッチで描いた秀作。
こちらも公開中に紹介済みなので、詳しくはそちらで。


■BD:「王妃の紋章」
■DVD:「王妃の紋章 デラックス版」

「HERO」「LOVERS」で世界に名を知らしめた
チャン・イーモウ監督の最新作。
唐王朝滅亡後の中国を舞台に、
栄華と愛憎の入り交じった王家の人間模様を描いた作品。
絶対的な権力を持つ国王には「パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド」への
出演も記憶に新しいチョウ・ユンファ。
王の仕掛けた計画に怯えつつ、したたかに画策する王妃には
「2046」「SAYURI」のコン・リー。
物語の鍵を握る次男、傑王子には「カンフー・ダンク」「言えない秘密」と
主演作の続いている台湾出身の大スター、ジェイ・チョウ。

アクションシーンよりも愛憎劇の部分に力点が置かれているので
「HERO」や「LOVERS」のような分かり易い大作よりターゲットは狭い。
極彩色で描かれた映像や、様式美の域に達したアクションシーンなど
見た目にも楽しめる作品なので、出来る限り良い環境でご覧いただきたい。


■DVD:「パラノイドパーク」

「エレファント」のガス・ヴァン・サント監督の作品。
偶然人を殺めてしまった16歳の少年、アレックスの心の闇を
そっと包み込むような、繊細な作品。
ウォン・カーウァイやチャン・イーモウ作品を手掛けた
クリストファー・ドイルが撮影を担当している。
被害者側の哀しみよりも、加害者側の孤独や不安といった
犯罪に至った背景にスポットを当てる手法は「エレファント」と同じで
取材対象を変えただけの「エレファント」と言えなくもない。
「エレファント」「明日、君がいない」などに感銘を受けた方なら。


■DVD:「スパイダーウィックの謎 コレクターズ・エディション」
■BD:「スパイダーウィックの謎」(12月5日発売)

フレディ・ハイモアが双子の兄弟を演じたファンタジー。
監督は「フォーチュン・クッキー」のマーク・ウォーターズ。
大叔父が住んでいた森の奥の屋敷に引っ越して来た少年と、
屋敷を守って来た妖精達との物語。
屋敷を中心とした半径20mほどの範囲内で起こる出来事なのだが
隙間なくぴっちりと作られた世界は職人芸を見るよう。
BD版は2ヶ月ほど遅れて12月発売。
ノーマル版の発売前に告知してもらえるのは有り難い。


■DVD:「スルース 探偵」

「ウォルター少年と、夏の休日」「ダークナイト」など
イギリス屈指の名優として知られるマイケル・ケインと
「ガタカ」「クローサー」「ホリデイ」のジュード・ロウの
二人だけで作られた密室劇。
原作は舞台とのことで、三谷幸喜作品にも似た、限定された空間を
上手く使ったサスペンスとして良く出来ている。
二人芝居となっている時点で、後半の大仕掛けがバレてしまっているのは大きなマイナス。


■BD:「ブラックサイト」
■DVD:「ブラックサイト」

【紹介記事】今週の映画「ブラック・サイト」

ダイアン・レイン主演のサスペンス。
こちらも公開中に紹介済みなので、詳しくはそちらで。


■BD:「ラスト、コーション」

先週紹介した「ラスト、コーション」のBD版が今週発売。
内容については先週のまとめ記事でご確認を。

今週は他にも「ここに幸あり」「ジェイン・オースティンの読書会」
「地上5センチの恋心」「トゥヤーの結婚」など話題作が目白押し。
映画ファンにとっては幸せな週になることと思う。


■DVD:「少女革命ウテナDVD-BOX 上巻 初回限定生産」
■DVD:「少女革命ウテナDVD-BOX 下巻 初回限定生産」(11月26日発売)

今週発売のDVDで当BLOG経由の予約数No.1はこちら。
既にAmazonでも在庫切れで「ウテナ」人気の根強さを改めて実感した。
下巻は11月末発売だが、こちらも発売前の在庫切れが懸念されるので
まだ予約をしていない方はお早めに。


■DVD:「NG騎士ラムネ&40 DVD-BOX 初回限定生産」
■DVD:「タイムボカンシリーズ「ヤッターマン」DVD-BOX 2」
■DVD:「SLAM DUNK DVD COLLECTION VOL.2」
■DVD:「SDガンダムフォース コレクションボックス 初回限定生産」
■DVD:「さすがの猿飛 DVD-BOX 1」
■DVD:「さすがの猿飛 DVD-BOX 2」(10月24日発売)
■DVD:「無敵鋼人ダイターン3 メモリアルボックス 初回限定生産」

ジジィ向けアニメのBOXが一斉にリリース。
当BLOG経由の予約では「ラムネ」「ヤッターマン」が人気となっている。


■BD:「マクロスF(フロンティア) 2」
■BD:「コードギアス 反逆のルルーシュ R2 volume02」
■BD:「コードギアス 反逆のルルーシュ volume02」
■BD:「機動戦士ガンダム00 3」
■BD:「テイルズ オブ シンフォニア THE ANIMATION」HDリマスター版」
■BD:「フルメタル・パニック!TSR 初回限定生産」

ヒット続出のBDアニメからは人気作品が勢揃い。


■DVD:「人志松本のすべらない話 ザ・ゴールデン」
■DVD:「人志松本のすべらない話 ザ・ゴールデン 初回限定盤」

「すべらない話」も初回版は在庫切れ。
ただこのシリーズは初回版が追加出荷されることも多いので
発売日近辺にチェックすれば在庫が復活する可能性も。

▼今週発売のゲーム

●今週発売されるゲームの全タイトル一覧はこちら。


■PS2:「スーパーロボット大戦Z 特典 スーパーロボット大戦Z Premium Z Disc付き」
■Book:「スーパーロボット大戦Z プレイヤーズバイブル」(9月27日発売)
■PS2:「キン肉マン マッスルグランプリ2 特盛」

今週のゲームは「スパロボZ」が大本命。
累計出荷60万本を突破した「第3次スーパーロボット大戦α」から
実に3年振りの新作ということで、PS2では久々に大きなヒットが見込まれている。
予約も好調で、既に特典付きの予約を終了し、ソフト単品に切り替えるショップも
チラホラと出始めている。

同日発売の「キン肉マン」は、「キン肉マン」生誕29周年を記念して
DVD、CD、牛丼屋など、様々なメディアで展開されている
プロモーションの「ゲーム編」。
同作のゲーム化作品としては史上最多の39超人が登場する。
ファミコン世代のジジィには「ロム版の「マッスルタッグマッチ」と
ディスク版の「キン肉星王位争奪戦」が収録されている点にも注目。


■Wii:「ディザスター デイ オブ クライシス」
■Wii:「シムシティ クリエイター」
■Wii:「ボンバーマン」

【紹介記事】Wii「DISASTER DAY OF CRISIS / ディザスター デイ オブ クライシス」

Wiiからは、発売が延期されていた「DISASTER DAY OF CRISIS」が登場。
単独記事で紹介済みなので、詳しくはそちらで。

「シムシティ クリエイター」は、DS版2作が共に20万本クラスのヒットとなった
「シムシティ」シリーズ最新作。開発はDS版と同じハドソン。
SFC版をそのままバージョンアップさせたような雰囲気で、とっつきは良い。
目玉は、Wiiリモコンのみで操作可能な街作り。
もともとマウス操作に適したシリーズなので
Wiiリモコンとの相性は抜群、のはずなのだが、雑誌等によると操作が難しいとか。
確かに曲線を引くのは難しかったが、それ以外の操作は
ある程度の慣れで克服出来るように感じたのだが・・・。
この辺は買って確かめてみたい。
グラフィックはかなり美麗で、ヘリコプターや飛行機で
自分の街を遊覧飛行出来るのはなかなか楽しい。
そう言えばハドソンのWii参入第1弾は「ウイングアイランド」であったな。

「ボンバーマン」は、そのまま「ボンバーマン」。
30日に配信されるWii Ware版との違いはシングルモードの有無のみなので
Wi-Fi対戦用のアイテムとして購入を予定している方ならば
素直にWii Ware版を待つべし。
(もちろん、パッケージ版とWii Ware版との対戦も可能)

Wii Wareと言えば、「ロックマン9」がいよいよ24日から配信開始。
ジジィゲーマーにとっては、ある意味これが大本命かも知れない。


■PS3:「AQUANAUT'S HOLIDAY 隠された記録 エコバック付き」
■CD:「AQUANAUT'S HOLIDAY 隠された記録 オリジナルサウンドトラック」(10月29日発売)
■PS3:「クロスエッジ」
■CD:「クロスエッジ オリジナルサウンドトラック」(9月24日発売)

PS3からはユーザー層拡大を担う戦略ソフト第2弾の「AQUANAUT'S HOLIDAY」と
カプコン、ガスト、日本一ソフトウェア、バンダイナムコ、アイディアファクトリーの
5社の人気キャラクターが参戦したRPG「クロスエッジ」が発売。

先月発売された「AFRIKA」は、現在までに約5.6万本を販売しており
「AQUANAUT'S HOLIDAY」も同等は売っておきたいところ。
「クロスエッジ」は、初回数千本から始まり、
現在までに累計出荷が2万本を超えたという「アガレスト戦記」と
同じような売れ方を期待しているとのこと。
ダウンロードコンテンツが色々と用意されているようだ。


■DS:「くまたんち くま本付き」
■DS:「ワールド・デストラクション 導かれし意思 サントラCD付き」


■DS:「ナイツ・イン・ザ・ナイトメア 通常版」
■DS:「ナイツ・イン・ザ・ナイトメア D・H・E シリーズ スペシャルパック」
■CD:「Knights in the Nightmare Perfect Audio Collection」

■DS:「ギターヒーロー オン ツアー グリップ&ピック型タッチペン同梱」
■DS:「ユーキャン ペン字トレーニングDS(タッチペン同梱)」
■DS:「直感!あそんでリラックマ ハードカバーDS Lite付き」
■DS:「GABU★GABU プラネット」

DSは、市場的にはセガのオリジナル新作RPG「ワールドデストラクション」がメイン。
ネット市場では、「くまたんち」「ナイツ・イン・ザ・ナイトメア」と
「ワールドデストラクション」の3強といった構図。
「ワールドデストラクション」のサウンドトラックCDは装着率30%。

「くまたんち」の雑誌評価が予想以上に低かったのが衝撃的。
が、触ってもいない状態で敢えて言わせていただくならば、
マイナス要素として指摘されていた「できることが限られる」
「プレイヤーが介入できることが少ない」というのは
「眺める」ことを主目的としたゲームなら当たり前のことではないかと思う。
事実、PS「リトルコンピューターピープル」やFC「アップルタウン物語」も
プレーヤーが介入する余地など無かった。
「ポケモン」の生みの親でもある田尻氏も、「アップルタウン物語」の紹介記事で
「飼育観察セット的環境ソフト」と表現していた。
とはいえ、他にも難点があるのかも知れず、その辺は買って確認してみるしかないか。


■PSP:「PC Engine Best Collection ソルジャーコレクション」

PSPは1本。
「天外魔境」「銀嬢伝」に続く第3弾は「ソルジャーコレクション」。
版権の関係で「ガンヘッド」が収録されていないことや
収録されている4作全てがVCで配信中というのが何ではあるが
その代わりに高橋名人による攻略解説ムービーが収録されている。
名人はまだ上手いのであろうか。

▼PSP「英雄伝説空の軌跡セット」11月27日発売


■PSP:「英雄伝説空の軌跡セット」

また限定パックを出すとは夢にも思っていなかった。
私は既に完全版を購入しているのでこれはパス。
「完全版」を買い逃した方ならコストパフォーマンスは高い。




【新作リスト】2008年9月第4週に発売されるゲームソフト一覧
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