「イキガミ」「アイアンマン」など今週末公開の新作映画を紹介、他 | 忍之閻魔帳

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ゲームと映画が好きなジジィの雑記帳(不定期)

▼DS「レイトン教授と最後の時間旅行」予約開始


■DS:「レイトン教授と最後の時間旅行 レイトン教授トリロジー メインテーマCD付き」

DSで発売されたサードパーティタイトルの代表格として
現在もロングセラー中の「レイトン教授」シリーズ完結編がいよいよ予約開始。
前2作の予約特典はストラップであったが今回はついにCD付き。
大泉洋と堀北真希のコンビはそのままに
小栗旬、上川隆也、木村佳乃といった豪華キャストを加えて
シリーズ最大級の謎が待ち受ける。
前2作ともストラップ付きは発売前に完売となっていたので
ファンの方は要注意。発売は11月27日。

▼「フルメタル・パニック ふもっふ」12月26日にBD化


■BD:「フルメタル・パニック ふもっふ 初回限定生産」

WOWOWでは未放映のままであった2話と3話を含めた全17話収録。
価格は、BDのBOXにしては安めの27,000円。
特典ディスクとして「朗読CD総集編」などが用意される。
12月26日発売予定。

▼今週末公開の主な映画


(c)2008間瀬元朗/映画「イキガミ」製作委員会
●イキガミ
●アイアンマン
●最後の初恋


●コドモのコドモ
●トウキョウソナタ
●石内尋常高等小学校 花は散れども
●ファン・ジニ 映画版

リンク先は全て公式サイトに設定。
なお、上記リストは今週末に公開される全作品ではないこと、
上映スケジュールは東京をベースにしているため
地域によってはかなり時間差があることを予めお断りしておく。

▼クセのある原作から一般向けの人間ドラマに。映画「イキガミ」


(c)2008間瀬元朗/映画「イキガミ」製作委員会

今週もなかなか話題作の多い、賑やかな週末となった。
一番人気となりそうなのが、人気コミックの映画化である「イキガミ」。
「花より男子」シリーズで大ブレイクした松田翔太主演作品。
星新一の「生活維持省」に酷似しているという野次をも
話題作りの一環として呑み込み、大きなヒットに繋げたいところ。



「逝紙」が届けられてからの24時間を実写でどう描くかについて
観る前は若干の不安があったのだが、さすがは瀧本智行監督。
「鉄道員(ぽっぽや)」や「陽はまた昇る」で助監督を務めるなど、
着実に経験を積んで来た監督だけあり、メジャー配給の作品は初監督ながら
浮き足立ったところの全く見られない、丁寧な演出がされている。

気になったのは脚本。
原作から選ばれた3本のエピソード(正確には冒頭で軽く1話も描かれている)を
同時進行させようとして途中で収拾がつかなくなったのか、
最初のエピソードは独立しているにも関わらず、
残りの2つのエピソードが中途半端にシンクロしているのだ。
2つのエピソードが絡むことで何らかの化学変化が起きているようにも思えず
ここは素直にオムニバス形式で3つのエピソードを順番に描くか、
3本とも絡み合うように最後まで頑張るかして欲しかった。

演出は、瀧本監督が師事していた降旗康男監督や佐々部清監督の
影響を色濃く受け継いだ人間ドラマそのもので
旬の松田翔太を起用しただけの作品では終わっていない。
ずっしりくる重さは「半落ち」や「手紙」のそれに近いか。
若手ながら経験豊富な金井勇太と山田孝之の二人が、映画全体を支えている。

原作未読でも充分理解可能なので、是非大勢の方にご覧いただきたい。
私的には、「20世紀少年」よりお勧め。

▼「ダークナイト」と双璧を成すアメコミ映画の代表格。映画「アイアンマン」


2008/IRON MAN, THE MOVIE(c)2008 MVL FILM FINANCE LLC.
IRON MAN, THE CHARACTER; TM(c)2008 MARVEL ENTERTAINMENT. ALL RIGHTS RESERVED.


戦争兵器を作って巨万の富を得た天才技術者が
自身の兵器で幼い子供等が死んでゆく姿を見て正義に目覚め
アイアンマンとして悪と戦うアクション映画。
ロバート・ダウニー・Jrが実に良くハマっていて
かなり楽しめる娯楽作に仕上がっている。

「X-MEN」ほど深刻でなく、「ファンタスティック・フォー」ほどおバカでなく、
「スパイダーマン」より恋愛要素は薄いものの
その代わりに「トランスフォーマー」ばりのアクションが追加され、
洒落たジョークまで散りばめられた、非常に贅沢な作品。
おそらくシリーズ化されることと思うが、1作目にして安定感もあり
数あるアメコミ映画の中でもトップクラスの出来映え。
「ダークナイト」とは180°方向性が違うが、
光(アイアンマン)と影(ダークナイト)として、どちらにも期待したい。
「ダークナイト」ほど重くない分、日本ではこちらの方がウケるかも知れない。

「インクレディブル・ハルク」の最後にトニー・スタークが登場したが、
今作のエンドロール終了後にもあるゲストが登場するので
アメコミファンは席を立たぬようご注意を。

▼PS2「スーパーロボット大戦Z」初日で約27万本


■PS2:「スーパーロボット大戦Z 特典 スーパーロボット大戦Z」
■Book:「スーパーロボット大戦Z プレイヤーズバイブル」
■DS:「ワールド・デストラクション 導かれし意思」

多数の新作が発売された今週新作では
新シリーズの幕開けとなったPS2「スーパーロボット大戦Z」がやはり断トツの人気。
初日の販売本数は約27万本で、ここ最近のシリーズと比較すると
「第3次α」比で約70%、「OG」比で約120%、「OG外伝」比で約140%となっている。
「第3次α」の最終着地点が約58万本なので、まずは40万本突破を狙いたいところだ。
「スパロボZ」から大きく離れての2番手は、
セガが送るDSオリジナルRPG「ワールド・デストラクション」で約4.3万本。
3番手には、生誕29周年を迎えるPS2「キン肉マン」の約2.4万本と続いている。


■PS3:「クロスエッジ」
■CD:「クロスエッジ オリジナルサウンドトラック」
■PS3:「AQUANAUT'S HOLIDAY 隠された記録 エコバック付き」
■CD:「AQUANAUT'S HOLIDAY 隠された記録 オリジナルサウンドトラック」(10月29日発売)

PS3で発売された2作では、「クロスエッジ」が約1.5万本を販売し
ユーザー層拡大の役割を担った「AQUANAUT'S HOLIDAY」を上回る大健闘。
「AQUANAUT'S HOLIDAY」は約1万本と「AFRIKA」の約50%の出足。
ライト層向けのタイトルなので週末での伸びに期待。


■DS:「ナイツ・イン・ザ・ナイトメア 通常版」
■DS:「ナイツ・イン・ザ・ナイトメア D・H・E シリーズ スペシャルパック」
■Wii:「ディザスター デイ オブ クライシス」

【紹介記事】Wii「DISASTER DAY OF CRISIS / ディザスター デイ オブ クライシス」

任天堂関連の新作ではDS「ナイツ・イン・ザ・ナイトメア」と
Wii「DISASTER DAY OF CRISIS」が共に約1万本を販売した以外は総じて苦戦中。

▼「Wii Music」公式サイトオープン


■Wii:「Wii Music」

【紹介記事】作法を守って楽しく演奏。「Wii Music/Wii ミュージック」

私的には最大のアピールポイントだと思っている
音色の豊かさ、音質の良さがきっちり出されていて思わずニヤリ。
動画を見ても未だに実体が掴めないという方も多いことと思うが
あとは触ってみてのお楽しみ。

▼読者BLOG探訪

当BLOGに読者登録していただいている方々のブログから
今週発売の新作の購入報告やレビュー記事をいくつか紹介。

●ただそこにたゆたう幸せ『AQUANAUT'S HOLIDAY」(P-SKY)
●ロックマン9は最高だった(1)(2)/(3)(本当のゲームレビュー)
●体感する映画。「DISASTER DAY OF CRISIS」(逆転裁判合同ブログ1号店)
●ワールド・デストラクション DXパックを購入(あああaaaのブログ)

▼新規読者紹介

読者登録していただいたブログの中から
アニメ・ゲーム・映画に関する話題を扱ったものや
私のツボにハマったブログなどを紹介している定期コーナー。
今回は新たに5件を追加させていただいた。今後ともよろしく。

【新規読者】レトロゲーム奮闘紀
【新規読者】NDS&PSP 気ままな日記
【新規読者】受験生の遊戯王な日記
【新規読者】珍文集
【新規読者】!?

▼DVD「すべらない話 ザ・ゴールデン 初回盤」やはり在庫復活


■DVD:「人志松本のすべらない話 ザ・ゴールデン 初回限定盤」

新作まとめ紹介でも予想した通り、
発売と同時に初回限定盤の在庫が復活中。
年中閉店セールをやっている服屋でもあるまいに、
毎回同じことを繰り返すぐらいなら、いっそ通常盤を作るのを止めてはどうか。




【新作リスト】2008年9月第4週に発売されるゲームソフト一覧
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