ニンテンドーDSi、発売1ヶ月で50万台突破、他 | 忍之閻魔帳

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ゲームと映画が好きなジジィの雑記帳(不定期)

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▼ニンテンドーDSi、発売1ヶ月で50万台突破


■DS:「ニンテンドーDSi ブラック」
■DS:「ニンテンドーDSi ホワイト」

発売1ヵ月で53万5379台。
DSフォーマット全体の累計販売台数は2423万9590台に。
一部では生産の都合で出荷が減るかもと言われていたのだが
今のところ毎週安定して出荷が行われているようだ。

▼18日よりPS3本体購入者に2種類のデモディスクを配布



「祝!PS3生活 スペシャルデモディスク プレゼントキャンペーン」
配布されるスペシャルディスクの内容は以下の通り。

スペシャルディスク:赤

・NARUTO ナルティメットストーム 体験版
・ワールドサッカー ウイニングイレブン2009 体験版
・The Last Guy 体験版
・ガンダム無双2 プロモ映像
・リトルビッグプラネット プロモ映像
・AQUANAUT’S HOLIDAY 隠された記録 プロモ映像
・AFRIKA プロモ映像

スペシャルディスク:白

・バイオハザード5 体験版(オンライン対応)
・METAL GEAR SOLID 4 体験版
・METAL GEAR ONLINE 体験版
・戦場のヴァルキュリア 体験版
・龍が如く3 プロモ映像
・Demon’s Souls プロモ映像
・白騎士物語 古の鼓動 プロモ映像
・RESISTANCE 2 プロモ映像

バンダイナムコ、カプコン、セガ、コナミといったサードパーティが
体験版を用意しているというのに、
SCEのタイトルは「ラストガイ」以外は全てデモ映像というのは
やる気が無さ過ぎではないかと思う。
時期的に「白騎士物語」だけでも体験版は用意すべきであったし、
購入者の評価が高い割には、今ひとつセールスに結びついていない
「リトルビッグプラネット」や「モーターストーム2」などは
赤白のどちらにも体験版を収録するぐらいの後押しをしても良かった気がする。

▼PS3「龍が如く3」に本体同梱版「昇り龍パック」が登場


■PS3:「龍が如く3 カムタイマガジン付き」

ソフトと80GB版本体をセットにして1万台の限定生産。
「見参」のセットも確か1万台ではなかったか。
ソフトの予約特典である「カムタイマガジン」がこちらにも付いてくる。

▼発売日決定タイトル


■PS3:「Demon's Souls/デモンズソウル」(2009年2月5日発売)
■PS2:「機動戦士ガンダム ギレンの野望 アクシズの脅威V」(2009年2月5日発売)
■PSP:「機動戦士ガンダム ギレンの野望 アクシズの脅威V」(2009年2月5日発売)
■PSP:「遠隔捜査 真実への23日間」(2009年2月5日発売)
■DS:「名探偵コナン&金田一少年の事件簿 めぐりあう2人の名探偵」(2009年2月5日発売)
■DS:「探偵 神宮寺三郎DS 伏せられた真実」(2009年2月12日発売)
■PSP:「天誅4」(2009年2月12日発売)
■PS2:「新宿の狼」(2009年2月19日発売)
■PS2:「セイクリッド ブレイズ オフィシャルビジュアルブック付き」(2009年2月19日発売)
■PS2:「スーパーロボット大戦Z スペシャルディスク」(2009年3月5日発売)
■PSP:「ブランディッシュ ダークレヴナント」(2009年3月19日発売)

まずは先日お伝えした「機動戦士ガンダム ギレンの野望 アクシズの脅威V」。
予約特典は各機種共通で「諜報部機密ファイル 兵器情報集」。装着率は50%。
既に発表済みのDS「熱闘!ドリームナイン」(コナミ)に続く
サンデー×マガジンのコラボ企画として、今度はバンダイナムコから
名探偵コナンと金田一少年の共演によるアドベンチャーゲームが登場。
発売中止になっていた「新宿の狼」が、
発売元をカプコンからスパイクに変更さてて突如復活。
「龍が如く3」の1週間前発売というのが度胸あるな。
「セイクリッドブレイズ」は「ドラゴンシャドウスペル」以来、
久々に自社ブランドで発売されるフライト・プランのオリジナル新作。


■PSP:「遠隔捜査 真実への23日間」(2009年2月5日発売)

私的なツボソフトは、SCEから発売されるPSP「遠隔捜査 真実への23日間」。
無実の罪で逮捕された主人公が、元恋人で弁護士の協力を得て、
無実を証明していく冤罪証明アドベンチャー。
拘留期間が23日間と限られているため、時間との戦いになる。
キャラクターデザインは松竹徳幸氏。

▼「レッドクリフ PartI」ついに5週連続で1位獲得

レッドクリフ
(C)Bai Xiaoyan

1位(1):レッドクリフ PartI(5週目)
2位(2):私は貝になりたい(2週目)
3位(3):ハッピーフライト(3週目)
4位(4):Yes!プリキュア5GoGo! お菓子の国のハッピーバースディ(4週目)
5位(-):デス・レース(1週目)
6位(5):容疑者Xの献身(9週目)
7位(-):ソウ5/SAW V(1週目)
8位(8):ハンサム★スーツ(5週目)
9位(6):トロピックサンダー 史上最低の作戦(2週目)
10位(10):まぼろしの邪馬台国(5週目)

「ブラインドネス」「1408号室」などの新作はわずか1週で圏外に消え、
「レッドクリフ PartI」がついに5週連続で1位をキープ。
これで、2008年度公開の全作品でこれを上回る記録は
宮崎駿監督作品の「崖の上のポニョ」が持つ6週のみとなった。
公開から1ヶ月を経過した11月29、30の2日間でも
動員16万7000人、興収2億2255万円と勢いは衰えておらず、
累計動員数は305万4000人、興収は37億4000万円となっている。
「レッドクリフ」に出演中の金城武は、
12月20日公開の「K-20 怪人二十面相伝」でも主演を務めており
3月公開の「Sweet Rain 死神の精度」もあわせ、今年は大活躍の1年となった。

★公開中の作品紹介一覧

【紹介記事】101分間の飛び出す絵本。映画「崖の上のポニョ」宮崎駿
【紹介記事】見た目はソックリ、中身はハリボテ。映画「20世紀少年」
【紹介記事】大人の本気が子供の無邪気を爆発させる。映画「パコと魔法の絵本」
【紹介記事】一人の男の「修復」と「再生」の物語。映画「おくりびと」
【紹介記事】クセのある原作から一般向けの人間ドラマに。映画「イキガミ」
【紹介記事】火花散らない対決と、役者・福山雅治の限界。映画「容疑者Xの献身」
【紹介記事】黒沢清監督の新境地。映画「トウキョウソナタ」
【紹介記事】SFとしては既に古典の部類。映画「イーグル・アイ」
【紹介記事】それが「妹」だったから。映画「ブーリン家の姉妹」
【紹介記事】ロブ・ゾンビのホラー愛が炸裂した傑作リメイク。映画「ハロウィン」
【紹介記事】私にも1着下さい。映画「ハンサム★スーツ」
【紹介記事】親子揃っての鑑賞をお勧め。「ブタがいた教室」
【紹介記事】ゲームファン、女性ファンも安心の入門編的大作。映画「レッドクリフ」
【紹介記事】父の心、息子の心。映画「イエスタデイズ」
【紹介記事】ハッピー指数が低過ぎる。映画「ハッピーフライト」
【紹介記事】追いかけます、続けるならばどこまでも。映画「ソウ5/SAW V」
【紹介記事】単なるパニック映画に非ず。映画「ブラインドネス」
【紹介記事】時代に呑まれた若者達の幸福な一瞬。映画「GSワンダーランド」
【紹介記事】雲の隙間から射す、一筋の光。映画「天国はまだ遠く」

▼雲の隙間から射す、一筋の光。映画「天国はまだ遠く」


(c)2008『天国はまだ遠く』製作委員会
■公式サイト:「天国はまだ遠く」
■YouTube:「天国はまだ遠く 予告編」
■YouTube:「こと/熊木杏里」

【紹介記事】近過ぎて見えないもの。映画「幸福な食卓」

今日は「天国はまだ遠く」という作品を紹介。
原作は、以前当BLOGでも紹介したことのある「幸福な食卓」の瀬尾まいこ。
監督は、その「幸福な食卓」の紹介記事の中で
「似た雰囲気を持った作品」として挙げていた「夜のピクニック」の長澤雅彦。
つまり、出会うべくして出会ったコンビの作品というわけだ。
主演は「夜のピクニック」「デトロイト・メタル・シティ」の加藤ローサと、
人気お笑いコンビ・チュートリアルの徳井義実。

都会での暮らしと人間関係に疲れてしまったOL、千鶴(加藤ローサ)は
静かな死に場所を求めて京都の宮津市までやって来た。
「なるべく人のいない、なるべく遠くへ」と伝えて乗り込んだ
タクシーの運転手が運んだ場所は、見るからに寂れた民宿「たむら」。
千鶴が恐る恐る声をかけると、中から田村(徳井義実)と名乗る青年が現れた。
その日の夜、携帯メールで彼氏に別れを告げ、薬を大量に飲んだ千鶴だったが
数日後、何事もなかったかのように目覚めてしまう。
田村が用意していた朝食を食べ、ほんの少し気分が良くなった千鶴は
しばらく「たむら」で過ごすことを決意する。


人から見れば「たったそれだけ?」と思われるようなことでも
本人にとっては深刻な問題だったりする。
そんな経験を、誰もが一度ぐらいはお持ちではないだろうか。
この映画の主人公の千鶴が抱える問題も、
傍から見れば「そんなことで悩めるのは幸せの証拠」と思えなくもない。
愛情表現がスパルタ式の方なら、気の持ち方次第で何とでもなることだと
一笑に付される可能性は大いにある。
しかし、他人からすれば「たったそれだけ?」なことが、
例え自覚があったとしても、なかなか当人には笑い飛ばせないものなのだ。
この映画は、そういう「自分にしか分からない痛み」を抱えた二人が、
再び自分の足で立ち上がるまでの姿を描いている。
そう言えば「幸福な食卓」も、不幸に見舞われた
主人公の佐和子(北乃きい)が、再び自力で歩き出すまでを描いていた。

自分の置かれた状況をこの世の終わりのように思いながら
どこか飄々としている千鶴を加藤ローサが好演している。
特に、前半に登場する朝食のシーンは素晴らしい。
ここ数年、映画の中でこれほど美味そうに飯を食う女優を私は見たことがない。

恋愛映画として観るとハッピーエンドとは言えないのだが
ひとりの女性の再スタートを描いた映画として観ると
これ以上のハッピーエンドはないようにも思える。
鑑賞後に心がふっと軽くなる、けっこうお勧めの作品。


■DVD:「幸福な食卓 プレミアム・エディション」
■CD+DVD:「ひとヒナタ/熊木安里」

主題歌は、「バッテリー」やNTTなど、最近タイアップが続いている熊木杏里。
今回起用された「こと」を含むニューアルバムも素晴らしい出来。




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