▼今週発売のDVD
■DVD：「純喫茶磯辺」
【紹介記事】抑えた演出でじんわり。映画「純喫茶 磯辺」
【関連記事】2008年度・劇場公開作品の総まとめ：邦画編
今週発売のDVDで私のイチ押しはこちら。
親の遺産が転がり込んだことで小金持ちになった男が
念願だった喫茶店をオープンさせ、様々なトラブルに見舞われるお話。
寂れた商店街のどこかに本当に存在していそうな喫茶店と、
地味なエピソードだけで作られた小作品なのだが、
商才もセンスもないダメな父親（雨上がり・宮迫）に呆れつつも、
最終的には手を差し伸べてしまう娘（仲里依紗）が抜群に魅力的。
エンドロールで流れるクレイジーケンバンドの「男の滑走路」が
また実に良く合っている。
単館系の作品が嫌いでなければかなりお勧め。
■DVD：「グーグーだって猫である ニャンダフル・ディスク付き」
■DVD：「たみおのしあわせ」
【紹介記事】柔らかなタッチの裏に隠されたホロ苦さ。映画「グーグーだって猫である」
邦画の次点はこの2本。
「グーグーだって猫である」は「ジョゼと虎と魚たち」
「メゾン・ド・ヒミコ」の犬童一心監督の最新作。
セルDVDのみ、吉祥寺を舞台にした本作のメイキング映像や
細野晴臣と小泉今日子のテーマソングのレコーディング風景、
グーグーとちびグーグー達の映像集などが収録されている。
つい最近、「まことちゃんハウス」裁判で勝訴された
楳図かずお大先生も吉祥寺の住人として出演されている。グワシ。
「たみおのしあわせ」はオダギリジョー、麻生久美子の「時効警察」コンビが
同じく「時効警察」で共演していた岩松了の監督作品で再共演した作品。
「時効警察」のノリを期待すると肩透かしを喰らうので要注意。
想像以上に人を選ぶ作品。
■BD：「ランボー 最後の戦場」
■DVD：「ランボー 最後の戦場 コレクターズ・エディション」
■BD：「ランボー トリロジー Blu-ray BOX」
■DVD：「ランボー トリロジー スペシャル・エディション」
洋画のイチ押しは、「ロッキー」と並ぶシルヴェスター・スタローンの代表作が
1988年公開の「怒りのアフガン」以来、20年振りに復活した「ランボー 最後の戦場」。
1946年生まれ、既に還暦を過ぎているはずのスタローンが
スクリーン一杯に暴れまくっている快作。
ちなみに、映画の主人公であるジョン・ランボーはスタローンより
1歳年下の1947年生まれという設定。
寡黙な設定と相まって、ただひたすらに任務を遂行しまくる（＝殺しまくる）90分。
公開当時はR-15指定を受けていたはずなのだが、15で大丈夫なのかと
要らぬ心配をしてしまうほどに残虐シーンのオンパレードなので、
戦争モノ、残虐モノにある程度の耐性を持っている方のみお勧め。
過去3作を1パッケージにしたトリロジーBOXも同時発売。
BD版のみ、過去3作の単品もリリースされる。
■BD：「シャッター」
■DVD：「シャッター 特別編」
■DVD：「Mr.ブルックス 完璧なる殺人鬼 特別編」
【紹介記事】亜流をトレースするだけの本家。映画「シャッター」
洋画の残りはこの2本。
「シャッター」は奥菜恵が悪霊のメグミを演じていることでも話題となった
タイ映画「心霊写真」のハリウッドリメイク。
「Mr.ブルックス」は、表向きは良き家庭人、裏の顔は人を殺したい衝動を
抑えられない殺人鬼という二面性を持った主人公のサスペンス。
主演は「ボディガード」「守護神」のケヴィン・コスナー。
共演は、共演は「チャーリーズ・エンジェル／フルスロットル」のデミ・ムーア。
ストーリーもコスナーの悪役ぶりもオーソドックス過ぎて
ひねりが足らないため、印象の薄い作品になってしまったのは残念。
シリーズ化を狙ったような終わり方ではあるので、次に期待。
▼今週発売のゲーム・アニメ関連商品
■DVD：「蒼穹のファフナー DVD-BOX」
■DVD：「CLANNAD AFTER STORY 3 初回限定版」
■DVD：「恋姫無双 5 限定版」
■DVD：「屍姫 赫 第二巻 初回限定版」
■DVD：「ローゼンメイデン・トロイメント DVD-BOX」
■CD：「428 封鎖された渋谷で オリジナルサウンドトラック／オフィシャルガイドブック」
■CD：「THE IDOLM@STER MASTER SPECIAL 01／02／03」
■CD：「NINJA BLADE オリジナル・サウンドトラック」
先週のファンブックに引き続き、「428」のサントラが発売。
予約数では「蒼穹のファフナー DVD-BOX」が一番人気。
▼今週発売のゲーム
今週は私の好きなジャンルであるアドベンチャーゲームが豊作。
私が購入予定にしているのは、Wii「アナザーコード：R」と
PSP「遠隔操作 真実への23日間」「ミッドナイト クラブ：ロサンゼルス」。
■Wii：「アナザーコード:R 記憶の扉」
【紹介記事】4年振りの続編。Wii「アナザーコード:R 記憶の扉」
ゲーム・DVDを含めた今週発売の新作で最も多くの予約をいただいているのが
Wii「アナザーコードR：記憶の扉」。
DSで発売されている「アナザーコード」の続編。
単独記事で紹介済みなので、詳しくはそちらで。
■PSP：「遠隔捜査 真実への23日間」
■YouTube：「遠隔操作 真実への23日間」
Wii「アナザーコード：R」に次ぐ2番人気は
「ワイルドアームズ」シリーズを手掛けるメディアビジョン開発の
PSPオリジナル新作「遠隔操作 真実への23日間」。
殺人事件の容疑者として逮捕された私立探偵が
身の潔白を証明するために真実を解き明かす冤罪証明ミステリー。
勾留期限が予め23日間と設定されているため、
グッドエンドに辿り着くには効率の良い捜査も必要とされる。
キャラクターデザインは「テイルズ」シリーズなどで知られる松竹徳幸氏。
システムは違うが、「やるドラ」時代のSCEを思わせるツボな1本。
■Xbox360：「バーンアウト パラダイス THE ULTIMATE BOX」
■PS3：「バーンアウト パラダイス THE ULTIMATE BOX」
■Xbox360：「ミッドナイト クラブ:ロサンゼルス」
■PS3：「ミッドナイト クラブ:ロサンゼルス」
■PSP：「ミッドナイト クラブ:L.A. リミックス」
Xbox360とPS3（PSP）からは、レースゲームが2本同時に登場。
DLコンテンツを最初から収録して大幅値下げの「バーンアウト パラダイス」と、
ロサンゼルスの街並を驚異のグラフィックで再現してみせた
「ミッドナイト クラブ：ロサンゼルス」。
「バーンアウト」は、知人からの勧めもあって前作を購入済み（PS3版）。
Xbox360の「テストドライブ アンリミテッド」でハワイを満喫させてもらったので
今度は「ミッドナイト」でLAを満喫したい。
■PS3：「Demon's Souls／デモンズソウル」
■YouTube：「Demon's Souls プロモ動画」
PS3用オリジナル新作をもう1本。
「アーマードコア」シリーズのフロム・ソフトウェアが開発を担当した
アクションRPG「Demon's Souls／デモンズソウル」。
もともとフロムのアクションは難易度が高めなのだが
今回は輪をかけて激難に調整されているようで、
さながらフロムからPS3ユーザーへの挑戦状といったところ。
腕に自信のあるアクションゲーマーなら。
■DS：「デスティニーリンクス スペシャルサウンドトラックCD付き」
バンダイナムコのDSオリジナルアクションRPG。
クエストをこなしつつ武器の合成、強化を繰り返す
最近の流行を取り入れたシステム。
DSの特性を考えて描き込まれたグラフィックも美麗で、難易度も良心的。
同時プレイではないのだが、ワイヤレス通信、Wi-Fi通信にも対応。
（キャラデータを交換しておくと、友人のキャラを傭兵として雇うことが出来る）
私的には非常に興味があるのだが、DSでは先週「FFCC」が発売されたばかりで
同ジャンルの新規タイトルにはタイミングが悪過ぎるのが不安材料。
■DS：「名探偵コナン&金田一少年の事件簿 めぐりあう2人の名探偵」
■DS：「ちびまる子ちゃんDS まるちゃんのまち」
■PS3：「ショーンホワイトスノーボード PS3」
■PSP：「ショーンホワイトスノーボード PSP」
■PS2：「廉価版・桃太郎電鉄16 北海道大移動の巻!」
今週発売のその他のタイトル。
サンデー×マガジン企画の幕開けとなるDS「コナン&金田一」の他、
「ドラゴンボール」「Dr.スランプ」と、有名キャラクターの力を借りて
DSで中ヒットを連発しているバンダイナムコから「ちびまる子ちゃんDS」が登場。
現在「みんなのニンテンドーチャンネル」他で体験版も配信中。
▼予約再開商品・予約開始商品情報
■Wii：「モンスターハンターG スターターパック／通常版」
■Xbox360：「デススマイルズ 対応スティック」（Amazon限定販売）
■Xbox360：「怒首領蜂大往生・ブラックレーベル EXTRA 設定資料付き」
■Xbox360：「Xブレード」
■PS3：「Xブレード」
■PSP：「うたわれるもの ポータブル 初回限定版」
・予約開始から2日ほどで完売した「モンハンG スターターパック」の在庫が復活中。
・「デススマイルズ 対応スティック」はAmazon限定で4月23日発売。
・「怒首領蜂大往生・ブラックレーベル EXTRA」も2月19日に発売。
・ロシア発のハイスピードアクション「Xブレード」4月30日に発売。
・PS2のヒット作「うたわれるもの」がPSPで登場。4月29日発売。