「パンズ・ラビリンス」「めがね」「夕凪の街 桜の国」他、新作DVD情報 | 忍之閻魔帳

忍之閻魔帳

ゲームと映画が好きなジジィの雑記帳(不定期)

このところ良作の発表が相次いでいるDVD新作情報。
今週も個人的なツボが満載。


3月26日発売■DVD:「パンズ・ラビリンス DVD-BOX」
3月26日発売■DVD:「パンズ・ラビリンス 通常版」

【関連記事】ギレルモ・デル・トロ最新作「パンズ・ラビリンス」
【紹介記事】生き抜く術としてのファンタジー。映画「パンズ・ラビリンス」

まずはこちら。
「ライラの冒険」など、ポスト「ロード・オブ・ザ・リング」を狙う
ファンタジー作品が乱立している映画界において異彩を放っていた
ギレルモ・デル・トロ監督のダークファンタジー。
明るく楽しい映画ではないが、非常に重厚な作品。
ゲーム好き、ファンタジー小説好きな高校生以上にお勧め。

めがね
3月19日発売■DVD:「めがね(3枚組)」

【紹介記事】何もない、贅沢な時間。映画「めがね」

「かもめ食堂」のスタッフが集まって製作された「あてのない映画」第2弾。
「かもめ食堂」より不自然さと押し付けがましさが目立ってしまったため、
まるで現実から逃避している人々のように映ってしまう部分は確かにある。
そこが気になり始めれば楽しめないし、
気にならなければ、「かもめ食堂」以上に心地良い作品ではある。
前作よりターゲットは狭いが、個人的には嫌いではない映画。


4月4日発売■DVD:「ヘアスプレー DTSスペシャル★エディション」

「ドリームガールズ」と並ぶ、昨年度公開のミュージカル映画のツートップ。
歌の好きな女子高生トレイシーを主人公にした、楽しさ満載の映画。
コメディ調で作っていながら、誰しもが持つ劣等感や
黒人差別なども盛り込んだ欲張りな作り。
最近はいつ見ても嫌みな役ばかりやっているような気がする
ミシェル・ファイファーや、「シカゴ」で看守役のママ・モートンを好演していた
クイーン・ラティファ、そして何と言っても母親役を演じた
ジョン・トラボルタなど、魅力的なキャストが脇を固めている。
美術やミュージカル部分では「ドリームガールズ」に軍配が上がるが
見終わった後の爽快感はこちらの方が上。
ミュージカル好きならばかなりお勧めだ。


3月19日発売■DVD:「タロットカード殺人事件」

スカーレット・ヨハンソンの魅力に虜になったウディ・アレンが
「マッチポイント」に続きスカーレットを主演で撮ったミステリー。
正直なところ、最近のアレン作品とは相性が悪かったのだが
「マッチポイント」以降、復活の兆し。
これもスカーレットの魅力がなせる技か。
共演は「X-MEN」のヒュー・ジャックマン。


3月28日発売■DVD:「夕凪の街 桜の国」

当BLOGでは何度も取り上げている、こうの史代の同名コミックの映画化作品。
監督は「半落ち」「四日間の奇蹟」の佐々部清。
淡々と描かれるコミック版とは異なり、
映画化にあたって濃いめの味付けが施されてはいるが
原作の雰囲気は良く出ている。
主演の田中麗奈と麻生久美子も難役を上手くこなし、
堺正章や金井勇太など、脇も粒ぞろい。
戦争の爪痕を等身大で描いた良作なので
出来るだけ多くの方にご覧いただきたい。

呪怨パンデミック
3月28日発売■DVD:「呪怨 パンデミック DC」

ハリウッドに進出した「呪怨」の第2弾。
さすがにネタが尽きて来たのか
既出のアイディアを掻き集めた総集編のような作りで
「SAW」シリーズ同様、ファンとしては少々物足りなかった。

吹き替え版で声優を務めていたハリセンボンは
「まるで怖くない」とホラーファンから非難囂々であったが、
今回の日本語音声もやはりハリセンボンなのであろうか。
字幕版しか観ていないので、ある意味楽しみではある。

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