■DS:「KORG DS-10」(Amazon.co.jp限定販売)
■Book:「サクっと遊べる KORG DS-10 KORG DS-10公式ガイド」(8月5日発売)
まずは、YouTubeを使ったプロモーションビデオが公開されているので紹介。
Part.1
Part.2(さらにマニアック&少し長め)
パッチシンセの銘機としてあまりにも有名な「MS-10」。
シンセに関してはさほど詳しくない私ですら聞いたことのある
コルグの銘機をデザイン・コンセプトにしているという時点で
かなり多くの音楽好きが反応していることと思う。
■DS:「KORG DS-10 Amazon.co.jp限定販売」
「MS-10」を知らない人のために簡単に説明しておこう。
ただし私もシンセに関しては昔齧った程度なので
間違った部分があるかも知れないが、その辺はご愛嬌ということで。
「MS-10」とは、パッチングシンセと呼ばれる、配線を抜き差しして音を作る
アナログシンセのひとつで、KORGでは特に銘機と呼ばれる「MS-20」の簡易版。
鍵盤は32鍵しかなく、同時発音数も1という和音すら弾けない
制限の大きい機種なのだが、配線の抜き差しの仕方によって
様々な音色が作れるという、クセは強いが非常に面白いシンセサイザー。
その「MS-10」をDSで再現するとは、なんとも愉快な企画。
おそらく、「MS-20」では操作が煩雑になってしまうため、
音作りの手順が少なくて済む「MS-10」にしたものと思われる。
当時のシンセには付いていなかったリズムマシンやシーケンサー、
エフェクターなども搭載され、2台分のシンセシミュレーターが内蔵されているので
古風なテクノぐらいなら楽々作ることが可能。
本物の「MS-10」の形状はDSを開いた状態と似ているのだが、
残念ながらDSは上画面にタッチパネル機能がないため、
レイアウトまで完全に再現するのは無理だった模様。
鍵盤部、オシレーター部、シーケンサー部などの画面を
切り替えながらの操作になるようだ。
現物を見た訳ではないのだが、YouTube動画や
公式サイトのサンプル音源を聞く限り、
これで4800円ならば、私的には充分過ぎるほど「アリ」。
■DS:「弾いて歌えるDSギター"M-06"」
DSを使った音楽ツールソフトのAmazon独占(先行)販売と言えば
「弾いて歌えるDSギター "M-06"」を思い出す。
ツールとしては面白いものの、いわゆるゲームショップで
幅広く売り出したところでどうかというタイプのソフトにとって
ネットのみの限定販売は需要も読み易く、リスクも低い。
今回、AQインタラクティブがこの販売方法を採用したのも、
先行販売されたプラトの「M-06」がかなりの成功を収めたからではないか。
「M-06」の場合は、まずAmazonで先行販売→数ヶ月後にリアル店舗で販売という
スタイルだったのだが、リアル店舗では悲しいほど売れなかった。
販路を拡大したからと言って数字が伸びるジャンルではないので、
今回はAmazon限定のまま突っ走るような気もするのだが・・・
ギターの操作感を再現しようとした「M-06」より
タッチパネルとの相性も良いであろうし、これはなかなか楽しみ。
機能的に制限は多いと思うが、制限を逆手に取った職人の登場も予感させる。
ワイヤレス通信による複数台での同時プレイや曲の交換なども可能とあるので、
職人が揃えばかなりハイクオリティなセッションも実現しそうだ。
8月2日追記。
入手後に改めて紹介記事をアップしたので、そちらも是非。
【紹介記事】クセの強さこそ最大の魅力。DS「KORG DS-10」
■ETC:「ウッドドームユニット搭載 密閉型インナーイヤーヘッドホン HP-FX500」
●公式HPはこちら。
この手のソフトならば、やはり先日購入したばかりのコレを使いたい。
Amazonでの取り扱いがなかなか始まらないので、某量販店にて購入。
コストパフォーマンスも高く、私的には大満足。
人気のため在庫切れや入荷待ちのところが多いと思うが、
1万強でそこそこ音質の良いヘッドホンをお探しなら、待つだけの価値はある。
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
タイトル:KORG DS-10 Amazon限定販売
メーカー:AQインタラクティブ
発売日:2008年7月24日
価格:4,800円(税込み)
公式サイト:http://www.aqi.co.jp/product/ds10/
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