今週の映画「ブラック・サイト」、「ぱんぱんミュージック」βテスト中、他 | 忍之閻魔帳

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ゲームと映画が好きなジジィの雑記帳(不定期)

▼「L change the WorLd」6月25日DVD化決定


■DVD:「L change the WorLd complete set」
■DVD:「L change the WorLd 通常版」

松山ケンイチ演じる「L」を主演にしたスピンオフ作品ながら
「DEATH NOTE デスノート」本編にもひけを取らない
大ヒットを記録した「L change the WorLd」のDVD化が決定。
発売は6月25日。



「DEATH NOTE」の続編ではなく、世界観とキャラクター設定を借りた
オリジナル作品なので、巷で言われているほど粗は気にならなかった。
高嶋政伸やウンナンの南原など、キャスティングには違和感を感じる。

デトロイトメタルシティ

松山ケンイチの次回作は「デトロイト・メタル・シティ」。
「DEATH NOTE」に続く人気コミックの実写映画化で、
主人公根岸(クラウザー2世)を演じる。こちらは夏公開予定。

●「デトロイト・メタル・シティ」公式サイトはこちら。

▼簡易音ゲーサイト「ぱんぱんミュージック」オープン

某所で知った簡易音ゲーサイト「ぱんぱんミュージック」が現在βテスト中。

・プレイするだけならばユーザー登録の必要はなし
・使用するのはキーボードのみ。しかも操作は至極単純。
・MP3データがあれば自前の曲で譜面を作ることも可能
・公開されている曲はブログなどに貼付け可能

最初の1音だけは自分で好きな場所を指定し、あとはその音より高ければ右か上、
その音より低ければ左か下のどのキーでもOKという緩さ。
言葉で説明するよりも実際にプレイしていただいた方が早いと思うのでいくつか紹介。
上から徐々に難しくなっていくように並べてみた。

「天城越え」
「ネバーエンディグストーリー」→オススメ
「music Controller」→オススメ
「いっき」

βテスト中ということで、今はまだ登録曲も少ない。
改善して欲しい点は多々あるものの、今後の発展に期待したい。

●「ぱんぱんミュージック」はこちら。
●開発者ブログはこちら。

▼GW目前で子供向け作品が好調(Movie Walker)

1位(-):名探偵コナン 戦慄の楽譜(フルスコア)
2位(-):クレヨンしんちゃん ちょー嵐を呼ぶ金矛の勇者
3位(1):劇場版 仮面ライダー電王&キバ
4位(-):大いなる陰謀
5位(2):クローバーフィールド HAKAISHA
6位(-):銀幕版スシ王子! ニューヨークへ行く
7位(3):魔法にかけられて
8位(5):ライラの冒険 黄金の羅針盤
9位(6):犬と私の10の約束
10位(4):ドラえもん のび太と緑の巨人伝

「コナン」「クレしん」の長寿シリーズがワンツーフィニッシュ。
公開前から苦戦が予想されていた「銀幕版 スシ王子」は案の定。
単館系作品では、「エレファント」のガス・ヴァン・サント監督の最新作である
「パラノイドパーク」や、先週紹介した「つぐない」などが人気を集めている。

●「パラノイドパーク」公式サイトはこちら。
●「つぐない」公式サイトはこちら。

【紹介記事】今週の映画「つぐない」

▼今週の映画「ブラック・サイト」


(C) 2007 Sony Pictures Industries, Inc. All Rights Reserved.

今週紹介するのは、残虐画像や動画を自分のサイトにアップしたり
そういったサイトのURLを面白がって他所に貼付けたりする輩が急増している
現代のネット社会に鋭く切り込んだサスペンス「ブラック・サイト」。
監督は「ジャスティス 」「オーロラの彼方へ」のグレゴリー・ホブリット。
主演は「ジャンパー」でヘイデン・クリステンセンの母親を演じていたダイアン・レイン。

サイバー犯罪を専門とするFBI捜査官のジェニファー(レイン)のもとに
「killwithme.com」なるサイトの調査依頼が舞い込んだ。
アクセスしたサイト上には、ライブカメラが設置されていた。
サイトのアクセス数が増加すればするほど、
仕掛けられた「処刑ツール」の作動が早くなる仕組みらしい。
犠牲者が増えるにつれ、サイトの人気はうなぎ上りになっていく。
やがて、ジェニファーの同僚までもが犯人の罠にハマってしまう。


単独犯では到底不可能に近い犯罪である点など、辻褄の合わない部分は多いものの
ネットを題材にしたスリラーの中ではかなり上質な部類。
観る前は「SAW」のような流れを想像していたのだが、
自分の死を目前にし、周囲に当たり散らしているだけに近かった
ジグソウとは違い、犯人の主張が思いの外筋が通っているために
単なる猟奇殺人事件物で終わっていない。
時代を切り取るという意味では、むしろ「羊たちの沈黙」に近いかも知れない。
私は、この犯人を憎むことは出来なかったし、皮肉な結末には哀しさすら覚えた。

残虐シーンはけっこう多めなので、その点だけはお覚悟を。

●「ブラック・サイト」公式サイトはこちら。





■2008年4月第4週に発売される主な新作はこちら
■DVD:「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序 特装版」
■DVD:「墓場鬼太郎 第一集 初回限定生産版」
■PS3:「戦場のヴァルキュリア 通常版」