「崖の上のポニョ」予想通り大ヒットスタート、他 | 忍之閻魔帳

忍之閻魔帳

ゲームと映画が好きなジジィの雑記帳(不定期)

▼「ウォーターボーイズ」&「スウィングガールズ」2作揃ってBD化


■BD:「ウォーターボーイズ」
■BD:「スウィングガールズ」

汗と涙だけではない、新しいタイプのスポ根映画の雛形となった
矢口史靖監督の傑作「ウォーターボーイズ」がいよいよBD化。
本作で大ブレイクした妻夫木聡は今や大河ドラマの主役を務めるまでに成長、
共演の玉木宏も現在大活躍中。
続く「スウィングガールズ」からも上野樹里が大ブレイク。
共演の貫地谷しほり、平岡祐太、本仮屋ユイカも活躍中で、
改めて矢口監督の目利きには驚かされる。
10月24日に2作同時発売。
どうせ出るなら夏のうちに出して欲しかった。

▼「崖の上のポニョ」予想通り大ヒットスタート

崖の上のポニョ
(C)2008二馬力・GNDHDDT

1位(-):崖の上のポニョ
2位(-):劇場版ポケットモンスター ギラティナと氷空の花束シェイミ
3位(1):花より男子ファイナル
4位(2):インディ・ジョーンズ クリスタル・スカルの王国
5位(3):ゲゲゲの鬼太郎 千年呪い歌
6位(4):クライマーズ・ハイ
7位(5):ザ・マジックアワー
8位(6):それいけ!アンパンマン 妖精リンリンのひみつ
9位(7):スピード・レーサー
10位(-):百万円と苦虫女

【紹介記事】満腹なれど満足には至らず。映画「ザ・マジックアワー」
【紹介記事】未曾有の大事故の裏で何が起きていたのか。映画「クライマーズ・ハイ」
【紹介記事】抑えた演出でじんわり。映画「純喫茶 磯辺」
【紹介記事】出来は悪くないものの賞味期限切れ。映画「ワン・ミス・コール」
【紹介記事】101分間の飛び出す絵本。映画「崖の上のポニョ」宮崎駿

夏休みの突入した先週末の映画界は「ポニョ」一色。
宮崎駿監督の最新作「崖の上のポニョ」は公開3日間で
動員125万人、興収15億7000万円の大ヒットスタートとなった。
オープニング成績としては日本映画界の最高記録として未だに破られていない
「千と千尋の神隠し」比で96%と遜色ない出足だが
本作のオープニングは3日間(しかも3連休)が集計範囲になっているため
2日分で換算すると10億強となり、「ゲド戦記」比の116%、
「ハウルの動く城」比では70%となる。
2位には、今や夏休みの定番である東宝のドル箱シリーズ
「劇場版 ポケットモンスター」がランクイン。
3日間で動員98万人、興収10億円と大安定のスタートを切っている。
宮崎駿監督作品の過去実績は以下の通り。

1984年「風の谷のナウシカ」配給収入7.6億円
1986年「天空の城ラピュタ」配給収入5.8億円
1988年「となりのトトロ」 配給収入5.9億円
1989年「魔女の宅急便」  配給収入21.5億円
1992年「紅の豚」     配給収入28億円
1997年「もののけ姫」   配給収入113億円
2001年「千と千尋の神隠し」興行収入304億円
2004年「ハウルの動く城」 興行収入196億円

2000年から、それまで使用されていた配給収入から
興行収入へと切り替わっている。
配給収入の目安は興行収入の5~7割程度とのこと。

読者登録していただいている方々の中にも
既にご覧になった方が何名かおられるようなので
いくつかピックアップしてご紹介しておこう。

●「崖の上のポニョ」を見てきた(逆転裁判合同ブログ1号店/Ni.O)
●「崖の上のポニョ」(みっち~のライター気分)
●ポニョ観てきたよ(バーチャルコンソールクエスト)
●崖の上のポニョ(脱!三日坊主日記Part2)
●ジブリ最新作「崖の上のポニョ」の感想(艶美★キレイとアニメの部屋)

▼出来は悪くないものの賞味期限切れ。映画「ワン・ミス・コール」


(c) 2007 EQUITY PICTURES MEDIENFONDS GMBH & CO KG IV ALL RIGHTS RESERVED.

今週は「着信アリ」のハリウッドリメイクである「ワン・ミス・コール」を紹介。
確か秋元康は全8章という壮大な計画をぶち上げていたはずなのだが
日本の劇場版は3作目であっさりと「Final」を迎えてしまった。
「ワン・ミス・コール」は、柴咲コウ主演の第1弾をベースにしている。



結論から言うと、呪いのビデオを「呪いの●●」に置き換えただけの
B級ホラーが多い中で、ひと際「置き換えただけ感」の強い
「着信アリ」のリメイクにしてはそこそこの出来。
「1」と「2」をミックスして、トンデモな部分は省き、
説明不足な部分は多少補われている。
海を渡ったことで「お化け」が「悪霊」になってしまい
恐怖が薄まってしまったのは「リング」→「ザ・リング」の流れに似ている。
日本版より良く出来たリメイクであるにも関わらず
本作が今ひとつピンと来ないのは、アメリカ人が日本人ほど
携帯電話に病的に依存しているイメージがないからかも知れない。


*「着信アリ」より

「リング」「呪怨」と、和製ホラーのツートップが既に海を渡った後に
二番煎じの「着信アリ」をリメイクしたところで、
興味を持つのは私と同じB級ホラー好きぐらいではないか。
本作が商業的に失敗したとしたら、それは作品のクオリティではなく
単なる賞味期限切れだ。
賞味期限切れと知っても観たくなるB級ホラー好きなら。


■DVD:「着信アリ」
■DVD:「着信アリ2」
■DVD:「着信アリFinal」

「1」はB級、「2」はC級、「Final」は超ド級。





■DS:「KORG DS-10」(Amazon.co.jp限定販売
■PS3:「SIREN New Translation」
■Xbox360:「BULLY」
■CD:「ペルソナ4 オリジナル・サウンドトラック」


■BD:「時をかける少女」
■BD:「マクロスF(フロンティア) 1」
■DVD:「墓場鬼太郎 第四集 初回限定生産版」
■DVD:「フローズン・タイム」
■DVD:「振り返れば奴がいる DVD-BOX」

【新作リスト】2008年7月第4週に発売されるゲームソフト一覧
【新作リスト】SCE関連商品 新作発売日一覧(2008年7月~9月)
【新作リスト】任天堂関連商品 新作発売日一覧(2008年7月~9月)
【新作リスト】MS関連 新作発売日一覧(2008年7月~9月)

●Amazonバーゲンセール一覧はこちら