無くてもいいが、あると手が出る。DS「DS占い生活」 | 忍之閻魔帳

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ゲームと映画が好きなジジィの雑記帳(不定期)


■DS:「DS占い生活」

例えば朝のテレビ番組に
例えば手にした週刊誌に
例えばおもちゃ売り場に
例えば呑み屋街の片隅に

何をそんなに知りたいのか、私達の生活には、常に占いが溢れている。
中には怪しげなものも随分多く含まれているが
そういう玉石混淆の中から、自分に一番合った占いを見つけ出すという
行為までを含めて、私達は占いを楽しんでいるのかも知れない。

実を言うと、これまでに私も何度か占いソフトを買ったことがある。
一番記憶に残っているのは、ファミコンの「愛先生のO・SI・E・TEわたしの星」。
確か1999年までしか対応していなかったように記憶している。
意外と遊び心のあるソフトだったのだが、遊び心に12800円は高かった。
以上、余談終わり。


■DS:「DS文学全集」
■DS:「Wi-Fi対応 世界のだれでもアソビ大全」

今回、任天堂から発売されるDSソフト「DS占い生活」は
モバイルサイトなどで多数の占いサイトを運営している
株式会社メディア工房が開発した占いソフトである。
決して強力なウリがあるわけではないのだが、
バラ売りされれば「品揃えに1本」程度で終わってしまう
2番手、3番手のソフトを何本分も集めて
1.5番手あたりまで押し上げてしまおうという企画は
「DS文学全集」や「だれでもアソビ大全」に近いか。

本作には、手相、タロット占い、姓名判断、四柱推命、西洋占星術といった
定番の占いから、あまり聞き慣れないローカルな占いまで
合計で40種類程度(と聞いたのだが未確認)を収録している。
メディア工房が運営しているモバイルサイト向けの占いは種類別に独立しており、
その都度会員登録が必要(=その都度課金)な方式になっているので
月額使用料なども考えれば、コストパフォーマンスはかなり高いとのこと。

姓名判断では自分の名前を、手相占いでは自分の手相を自分で描くなど、
DSのタッチパネルを上手く活かした操作方法も取り入れられている。
試しに姓名判断で知人の名前を何人か入力してみたのだが
なかなか良いところを突いているものが多く、
思わずその場から電話しそうになってしまった。
ちなみに、私の人生のピークは数年前に過ぎているらしい。ほっとけ。
友人や家族のデータを入力するだけでも楽しめるし、
コミュニケーションツールとしても活躍しそうだ。

*当BLOGでの新作紹介は、
 1:あくまでも開発途中のROMを使ってのプレイであること。
 2:数分のプレイによる第一印象に過ぎないこと。
 3:発売までに内容変更の可能性もあること。
 を予めお断りしておく。
 簡単に言えば、「あまりあてにしないでくれ」ということだ。

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  タイトル:DS占い生活
  メーカー:任天堂
   ハード:DS
   発売日:2009年1月15日
    価格:3,800円(税込み)
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