今週発売の主な新作 | 忍之閻魔帳

忍之閻魔帳

ゲームと映画が好きなジジィの雑記帳(不定期)

★今回の記事の携帯向けはこちら。

▼今週発売のゲーム


■PS3:「白騎士物語 古の鼓動 サントラCD付き」

2008年もいよいよ最終週。
話題を集めているのが、DS「レイトン教授と最後の時間旅行」も
大ヒット中のレベルファイブ開発のPS3用オリジナルRPG「白騎士物語」。
「リトル・ビッグ・プラネット」と並ぶ、
PS3陣営のフラグシップ・タイトルとして
長期間の露出を続けて来たタイトルが、満を持しての発売。
アクション、レース、スポーツなどのジャンルは揃って来たものの、
RPGのヒットタイトルはまだまだ少ないPS3にとって、
本作は待望とも言える作品で、SCEのかける期待も大きい。

メーカー目標はかなり高めに設定されているが、
SCEから発売されたレベルファイブ開発のオリジナルRPGの先輩格にあたる
「ローグギャラクシー」(2005年12月発売)は約35万本の販売実績で
まずはこの数字を狙っていきたいところ。
特典のサウンドトラックCDは、装着率は30%。


■Xbox360:「シヴィライゼーション レボリューション 特典付き」
■PS3:「シヴィライゼーション レボリューション 特典付き」
■DS:「シヴィライゼーション レボリューション 特典」(2009年1月29日発売)

文明の発見と発展を扱った、本格派のシミュレーションがXbox360とPS3で登場。
私の「シヴィライゼーション」歴は、1994年のSFC版に手を出して
敢えなく挫折したきりなので、その後どのように進化して来たのか
実はあまり良く知らない。
今回、久々に手を出してみるかと思った理由は、

●最初からコンシューマー向けとして作られていること。
●プレイ時間が1プレイあたり3~4時間程度と、PC版より短縮されていること。
●システムを合理化し、リピートプレイに適した環境が整えられていること。

など。
ここ最近のシリーズをプレイしているという経験者の方がいらっしゃったら、
15年振りの浦島ジジィ(しかも挫折経験あり)でもプレイ可能かどうか、
こっそり教えていただきたい。DS版のみ、2009年1月29日発売。


■DS:「ファンタシースター ZERO トレカ付き」
■Book:「ファンタシースターZERO フォトンマスターガイド」

DSのメインは、PSP版がシリーズ最高の約63万本を販売した
「ファンタシースター」シリーズ初のDS版「ファンタシースターZERO」。
Wi-Fi通信に対応し、DSでのオンライン協力プレイを実現したのが最大のウリ。
タッチペンを使ったチャットも快適で、
私の周りでも(DC版以来)久々に手を出すかというオールドファンが多数存在する。
受注開始当時は、セガの目標本数の高さに驚いたのだが
予約もそこそこ上がって来ており、思ったよりも健闘しそうな気配も。

以前も一度書いたように、グラフィックやBGMではPSP版に負けている。
予想以上に快適な通信プレイや、DS版ならではのチャット機能などに
価値を見出せる方ならば買い。
私も、DC版時代からの知人に誘われているので購入予定。


■DS:「RIZ-ZOAWD オリジナルサウンドCD付き」
■DS:「チーム・バチスタの栄光 真実を紡ぐ4つのカルテ」

DS版でもう2本ほど。
SCEから発売されている人気シリーズの中でも、特にコア層からの支持が高い
「ワイルドアームズ」シリーズを開発した
メディア・ビジョン・エンタテインメントがDSで初仕事。
世界的に有名な童話「オズの魔法使い」を題材したRPGで
プレイヤーはドロシーとなってお馴染みの仲間と共に冒険する。
初回特典として同梱されるのは、主題歌「RIZ-ZOAWD!(Full ver.)」と、
ベイシスケイプの崎元仁氏が手掛けるサウンドトラック5曲を収録した特製CD。
装着率はドドンと100%の太っ腹。

「チーム・バチスタの栄光」は、映画版、ドラマ版に続き、
映画版の続編製作も発表された人気作のゲーム化。
同じくドラマ化、映画化と繋がった「ガリレオ」も
予想以上に健闘していたので、こちらも若干の動きがありそうだ。


■Wii:「Wiiであそぶ ピクミン」
■Wii:「バイオハザード」

WiiはGCからの手直し組2作。
手抜きと言ってしまえばそれまでだが、
今回の2作は、Wiiリモコンとの相性という意味(ピクミン)でも
元になった作品の知名度・完成度・DVDとの相乗効果という意味(バイオ)でも
そこそこの販売数が見込めそうなタイトル。
実際、苦戦すると思われた「Wiiであそぶ ドンキーコング ジャングルビート」ですら
初週で約2.5万本を販売しており、実績ある「ピクミン」ならば
もう少し上を狙いたいところ。

▼今週発売のDVD


■BD:「バイオハザード ディジェネレーション」
■BD:「バイオハザード ディジェネレーション フィギュア付 ブルーレイBOX」
■DVD:「バイオハザード ディジェネレーション」

今週発売の新作で、当BLOG経由の予約数No.1はこちら。
2週間限定で公開された、シリーズ初の劇場用作品。(実写を除く)
在庫切れになっていた5000個限定のフィギュア付きBOXの在庫が
ここに来て復活している。


■DVD:「人志松本のすべらない話 其之伍 初回限定盤」

予約数No.2はこちら。
一応、2009年1月1日発売になってはいるのだが、
年内には出荷されるはずなので今週扱いとした。


■BD:「クライマーズ・ハイ」
■DVD:「クライマーズ・ハイ コレクターズ・エディション」

【紹介記事】未曾有の大事故の裏で何が起きていたのか。「クライマーズ・ハイ」

こちらも元旦発売。
年始に観るには重いかも知れないが、決して損はしない作品。
私は劇場で2回観た。
堤真一は「容疑者Xの献身」と本作で報知新聞賞の主演男優賞を受賞している。


■DVD:「シークレット・サンシャイン」

こちらも元旦発売。
しかも元旦に観るには「クライマーズ・ハイ」以上に重い。
息子を誘拐された挙げ句に遺体で発見という悲劇に見舞われた母親と
そんな母親を見守り、支え続ける愚直な男との人間ドラマ。
監督は、障害者同士の恋愛を描いて大きな反響を呼んだ
「オアシス」のイ・チャンドン。
運命に翻弄される母親を演じるのは、「スキャンダル」のチョン・ドヨン。
そして、主人公を支え続ける男には
韓国映画界の至宝(だと勝手に思っている)「殺人の追憶」
「大統領の理髪師」「グエムル 漢江の怪物」のソン・ガンホ。
ヨン様だのビョン様だのが好き勝手に荒らしたおかげで
すっかりブームが去った感のある韓国映画だが、
こういう作品が生まれている間は、まだまだ目が離せない。
ガンホ作品にハズレなし。


■DVD:「ゲームセンターCX DVD-BOX 5」
■DS:「ゲームセンターCX 有野の挑戦状2」(2009年2月26日発売)

先週分でも掲載したのだが、正確には21日発売なので再掲。

▼今週発売のその他の商品


■BD:「フルメタル・パニック? ふもっふ 初回限定生産」
■BD:「ルパン三世 first- TV. BD-BOX」
■BD:「ルパン三世 second-TV. BD-BOX I」(2009年2月25日発売)
■BD:「ef a tale of memories. Blu-ray BOX 初回限定生産」
■BD:「ef a tale of melodies. 1 初回限定版」
■BD:「ケメコデラックス!1 初回限定版」
■DVD:「ストライクウィッチーズ 限定版 第4巻」


■BD:「NANA MIZUKI LIVE FIGHTER BLUE×RED SIDE」
■DVD:「NANA MIZUKI LIVE FIGHTER RED SIDE」
■DVD:「NANA MIZUKI LIVE FIGHTER BLUE SIDE」
■CD+DVD:「Magic Time/中川翔子」
■BD:「中川翔子 コンサートツアー2008 貪欲☆まつり」
■CD:「DISSIDIA FINAL FANTASY Original Soundtrack 初回生産限定盤」

▼「イントゥ・ザ・ワイルド」「闇の子供たち」他、新作DVD情報

今回はなかなかの粒ぞろい。
まずはこちら。


■DVD:「イントゥ・ザ・ワイルド」

今年観た洋画の中でもかなり印象に残っている1本。
実在した青年の人生を題材にしたジョン・クラカワーの
ベストセラー・ノンフィクション「荒野へ」を
オスカー俳優のショーン・ペンが映画化したのが「イントゥ・ザ・ワイルド」。
主演は「ロード・オブ・ドッグタウン」のエミール・ハーシュ。
何不自由なく暮らせるほどに裕福で、なおかつ秀才という、
将来を約束されたはずの青年が、大学の卒業を機に全てを捨てて旅に出る。
文明を遠ざけ、金を遠ざけ、人すらも遠ざけて目指した荒野。
結局、ある出来事がきっかけで餓死してしまった青年が荒野に何を求めていたのか。
今の私の目はもう濁り過ぎて、はっきりとは分からなかった。
適当に相槌をうち、分かった気になるのすら罪だとすら思えるほど
純粋な彼のことを、私は当分忘れられないと思う。
エミール・ハーシュの演技は絶品。必見の1本。
2009年2月27日発売。


■BD:「ハロウィン」
■BD:「ハロウィン アンレイテッド・コレクターズ・エディション」
■DVD:「ハロウィン」
■DVD:「ハロウィン アンレイテッド・コレクターズ・エディション」

【紹介記事】ロブ・ゾンビのホラー愛が炸裂した傑作リメイク。映画「ハロウィン」

続編の監督就任も決まったロブ・ゾンビの「ハロウィン」がBD/DVD化。
劇場公開時にカットされた残虐シーンを復活収録し、
特典映像との2枚組仕様で発売されるアンレイテッド版と通常版の2種類。
アンレイテッド版を買うので、元祖も出してくれ。
2009年3月6日発売。


■BD:「ウォンテッド」
■DVD:「ウォンテッド リミテッド・バージョン」

【紹介記事】次世代一歩手前の演出と、旧世代の骨組み。映画「ウォンテッド」

アンジェリーナ・ジョリーとジェームズ・マカヴォイによる
ポスト「マトリックス」的なアクション映画「ウォンテッド」がBD/DVD化。
映画の内容自体は大したことないのだが、BDでの鑑賞には最適。
公開時に紹介済みなので、詳しくはそちらで。


■BD:「闇の子供たち」
■DVD:「闇の子供たち プレミアム・エディション」

作品としての善し悪しはさておき、インパクトは今年観た中でも
1、2を争うほど強かったのが「闇の子供たち」。
タイで日常的に行われている児童買春と臓器売買を題材にした梁石日の原作を、
「カメレオン」「魂萌え!」の阪本順治監督が映画化。
あくまでもフィクションであると前置きしてはいるものの、
ここで描かれている内容のいくらかが事実であることは、私ですら知っている。
題材が題材だけに、この作品が今年の映画賞レースに
全く顔を出さないのは仕方ないかも知れない。
しかし、レンタルでも良いので一度は観て欲しい。
2009年2月25日発売。


■DVD:「風のガーデン DVD-BOX」
■DVD:「流星の絆 DVD-BOX」
■DVD:「Genius Party Beyond BOX 初回限定生産 3枚組」
■DVD:「Genius Party Beyond 2枚組」
■BD:「1408号室」
■DVD:「1408号室」
■DVD:「ワン・ミス・コール DTSスペシャル・エディション」
■BD:「劇場版 さらば仮面ライダー電王 ファイナル・カウントダウン コレクターズパック」
■BD:「劇場版 さらば仮面ライダー電王 ファイナル・カウントダウン」
■DVD:「劇場版 さらば仮面ライダー電王 ファイナル・カウントダウン コレクターズパック」
■DVD:「劇場版 さらば仮面ライダー電王 ファイナル・カウントダウン」

残りはこのあたり。
倉本聰久々の力作である「風のガーデン」、
本日最終回を迎えた「流星の絆」、先日紹介した「1408号室」、
BD版も登場する「劇場版 さらば仮面ライダー電王 」など。




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