今週発売の主な新作 | 忍之閻魔帳

忍之閻魔帳

ゲームと映画が好きなジジィの雑記帳(不定期)

▼今週発売のDVD

11月下旬になり、DVD・ゲームともにリリース数が増加中。
個人的には、今週はDVDに気になるタイトルが多い。


■DVD:「24 TWENTY FOUR シーズンVI」
■DVD:「24 TWENTY FOUR シーズンV ハンディBOX」

キーファー・サザーランドが飲酒運転で逮捕されたり
米脚本家組合のストライキにより、来年1月から放送予定であった
「シーズン7」の放送が無期延期
されたりと
トラブル続きの「24」シリーズ最新作のセル版がようやく登場。
「シーズン5」まではドラゴンボール方式で膨れ上がっていた
シナリオの方向性が見直されたのか、中国での生活の中で
ジャックの心に生じた「迷い」にスポットを当てている。
シリーズファンが支持していた部分がそこではなかったのか、
視聴率的には苦戦したようなので
「7」でまた派手なドンパチに逆戻りしそうな予感も。
初回生産分のみ、「失踪」「フォーン・ブース」のDVD付き。
シリーズ最高傑作との呼び声も高い「シーズン5」の薄型BOXも同時発売。


■DVD:「ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団 特別版(3枚組)」
■DVD:「ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団 通常版(1枚組)」
■DVD:「ハリー・ポッター Amazon限定 シリーズ5作セット」
■BD:「ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団」
■BD:「ハリー・ポッターと炎のゴブレット」
■HD DVD:「ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団」
■HD DVD:「ハリー・ポッターと炎のゴブレット」

DVD市場の目玉は、次世代DVDやゲームも含め、多方面で同時展開している
「ハリー・ポッター」シリーズの最新作「不死鳥の騎士団」。
ノーマルDVDは特典DVDを含めた3枚組仕様の特別版、
特典無し本編のみの通常版、シリーズを全て収録したAmazon限定版の3種類。
(Amazon限定版に収録される「不死鳥の騎士団」は通常版)
次世代DVDでは、ブルーレイとHD DVDで
「不死鳥の騎士団」と「炎のゴブレット」が同時リリース。


■DVD:「アポカリプト」

「パッション」で大ヒットを記録したメル・ギブソン監督の最新作。
マヤ文明後期の中央アメリカのジャングルを舞台に、
愛する家族のため「ひたすら逃げまくる」主人公の姿を描いた
スピード感満点の1本。台詞にマヤ語を使用していることもあり、
有名キャストは一切出演していない。
残虐なシーンがあちこちに登場するため
どうしても観る人を選ぶとは思うのだが
「パッション」程度の表現なら平気だったという方なら是非。


■DVD:「ブリッジ」

紹介すること自体、躊躇したのだが
印象に残った作品であることは確かなので紹介。
毎年900万人が訪れる観光名所として知られている
サンフランシスコのゴールデンゲートブリッジは、
同時に世界最大の自殺の名所でもある。
本作は、「その瞬間」に遭遇した人や、一命を取りとめた人、
遺族・知人などの証言を交えつつ作成された
ゴールデンゲートブリッジの2年間の記録である。
登場人物や作り手から、自殺について「こうあるべき」という
メッセージはなく、ひたすら淡々と進んでいく。

いつも読ませていただいている
「asterisk 3.2」のポコペン殿の感想に共感したので
そちらも紹介しておこう。

【紹介記事】ブリッジ(asterisk 3.2)


■DVD:「こわい童謡 表の章 デラックス版」
■DVD:「こわい童謡 裏の章 デラックス版」
■DVD:「こわい童謡 デラックス版 表裏一体BOX」

童謡を使った章仕立てのホラー、というスタート地点は
そこそこ面白かったのだが、そこから上手く昇華しなかった惜しい作品。
表裏共に70分程度なので、レンタルで通して見るには最適。
多部未華子と安めぐみはなかなか良い味。


■DVD:「図鑑に載ってない虫 スペシャルコレクターズBOX」
■DVD:「図鑑に載ってない虫 完全攻略版」

「イン・ザ・プール」「時効警察」の三木聡監督の最新作。
「亀は意外と速く泳ぐ」や初代「時効警察」のような
緩いムードの映画ではなく、隙あらば小ネタ挿入という慌ただしい作り。
「帰ってきた時効警察」もガツガツしていると批判されたりしていたが
「時効」がガツガツなら本作はガッツガッツである。
もう少しスマートな三木作品がお好みならば
現在公開中の「転々(てんてん)」をお勧め。
大人の男二人が漂うロードムービーでなかなか良い。
公式サイトはこちら。


■DVD:「バビル2世 DVD BOX」

現在グラグラと心が動いているのがこちら。
私にとっての横山光輝は、「鉄人28号」でも「ジャイアントロボ」でも
「三国志」でもなく、「バビル2世」と「魔法使いサリー」である。
2004年度版との違いは復刻版CDの有無のみで、
価格が大幅に引き下げられている。
このところ過去の高額BOXが低価格再販されるケースが多く
目移りして仕方が無い。


■DVD:「電脳コイル 第3巻 通常版限定版」
■DVD:「らき☆すた 6 限定版通常版」
■BD:「メトロポリス」
■BD:「MEMORIES」

その他のアニメはこの辺り。
「メトロポリス」と「MEMORIES」のBD化は嬉しい。
アニメファンには不評な「メトロポリス」だが、私はかなり好み。
ノーマルDVDとのツイン仕様を止めて価格を下げて欲しかった。


■DVD:「鉄道模型ちゃんねる DVD BOX」

現在第2期が放送中の「鉄道模型ちゃんねる」がDVD-BOXでリリース。
今回DVD化されたのは今年4月から6月まで放送された第1期、13回分。
鉄道模型作りの達人、「ゲージマイスター」を招き、
模型作りの行程をじっくり見られる貴重な番組。
「鉄子の旅」や「タモリ倶楽部」にも登場した豊岡真澄のミニコーナーもあり。
番組自体がマイナーな上に予約のみの限定生産なので
Amazonもそう多くは在庫を持っていないものと思われる。

▼今週発売のゲーム


■DS:「ドラゴンクエストIV 導かれし者たち」

ジャケットのデザインが悪かろうが、何度目のリメイクであろうが、
やはり今週のゲーム市場の話題の中心はDS「ドラクエIV」。
FC版が発売された日のニュース番組で
「ドラクエIVに導かれし者たち」というタイトルがつけられ、
「上手いことを言うな」と感心してからもう17年が経過してしまった。
ファミコン版は約300万本、2001年発売のPS版は約130万本のセールス。
3度目の登場となる本作がどこまで伸びるのか注目したい。


■DS:「超かんたん簿記入門DS」
■DS:「読めそうで読めない漢字DS」
■DS:「流星のロックマン2 ベルセルク×シノビ」
■DS:「流星のロックマン2 ベルセルク×ダイナソー」

気がつけば10万、20万クラスのヒットが生まれているDSの実用系ソフト。
今週は簿記入門と漢字が登場。
漢字を扱ったソフトは既にいくつか出ているが
簿記はなかなか目の付けどころが良いと思う。
ライバルとなるソフトは多機種も含めてコンシューマーでは出ておらず、
独占状態というのも強み。切らさず置いておきたいタイトルだ。

「流星のロックマン2」は、苦戦必至のシリーズ第2弾。
前作の累計は50万本程度まで伸びているものの、
利益の出る価格で販売されたのは2週目あたりまでで
あとはワゴンに一直線という動きだったので、
フルプライスに手を出してくれるファンは少ないのではないか。
昨日立ち寄った某ショップでは前作が新品で280円であった。合掌。


■Wii:「マリオ&ソニック AT 北京オリンピック」
2008年1月17日発売■DS:「マリオ&ソニック AT 北京オリンピック」

「ギャラクシー」「パーティ」と来て今度はオリンピック。
セガのソニックが出演しているのならば
「デカスリート」を手掛けたスタッフが作っているのかと思いきや、
開発は任天堂側が担当したらしい。

開発はセガが担当しているとのこと。
従来型のコントローラーが使えないため、ひたすら連打するような
競技は減り、コントロールやタイミングを重視した競技が増えている。
アーチェリーやトランポリンがなかなか楽しかった。
予想より遥かに面白く出来てはいるのだが、
北京オリンピック自体がまだ9ヶ月も先の話であり、
オリンピックを題材にした作品がヒットした記憶が
ほとんど無いこともあってか、どうにも不安感が残る。
来年1月発売予定のDS版は、アイテム要素などを追加して
対戦プレイが強化されている。


■GC:「バイオハザード コード:ベロニカ 完全版」
■GC:「バイオハザード 3 ラストエスケープ」
■GC:「バイオハザード 2」

GCで再販される「バイオ」シリーズ3作。
今週あたりに出荷だったと思うので改めて紹介しておこう。
当BLOG経由での予約は3本ともほぼ同数となっている。


■PS3:「ワールドサッカー ウイニングイレブン 2008」
■PS2:「ワールドサッカー ウイニングイレブン 2008」
■Xbox360:「ワールドサッカー ウイニングイレブン 2008」
2008年1月24日発売■PSP:「ウイニングイレブン ユビキタスEvo. 2008」


■PS2:「ファイナルファンタジーXI アルタナの神兵」
■Xbox360:「ファイナルファンタジーXI アルタナの神兵」
■PC:「ファイナルファンタジーXI アルタナの神兵」

上位機種への移行が遅れていることもあってか、
少しずつマルチプラットフォームでのリリースが増えて来た。
今週は「ウイニングイレブン」がPS3、PS2、Xbox360で、
「FF XI」がPS2、Xbox360、PCで同時リリース。
「FF XI」は固定ファンが付いているので
前作の比率をそのまま受け継ぐと読んでいるショップが多いようだが、
頭を悩ませているのが「ウイニングイレブン」。
PS3とPS2で同時リリースされた「プロ野球スピリッツ4」の初動は
PS2版が約4万本、PS3版が約1.8万本。
今回は、新型や「無双5」の投入で
勢いに乗るPS3版の比率が上がるのではないか。
360ユーザーにスポーツゲームファンは少なかろうし。


■PS2:「四八(仮)」

このところ、作品のクオリティとは別のところで
話題になることが多い飯島氏の最新作。
日本全国に散らばる怪奇話を網羅した都市伝説のオムニバスノベル。
ある日、サンプルモニターに当選したという電話と共に
開発途中の作品「四八(仮)」が送られて来る。
読み進めていくうちに、ゲームに隠された秘密が明らかにされていく。
最初に入力した出身地や性別、年齢、家族構成などによって
ゲーム中に変化が表れる仕組みになっている。
伊藤潤二、稲川淳二、木原浩勝、筒井康隆、つのだじろう、
水木しげるといった豪華ゲスト作家陣も話題だ。

開発途中のROMだから(仮)ということまでは分かるのだが、
四八とは果たして何であろうか。
47都道府県にまつわる都市伝説を集めていたら
48番目の知られざる世界がありました、に100バンプレスト。
初回目標は5万本だが、残念ながら届かなかった模様。


■PSP:「廉価版・サクラ大戦1&2」
■PSP:「ホームスター ポータブル」

【紹介記事】掌に星空を。PSP「ホームスター ポータブル」

セガからはPSPの廉価版が2本。
大ヒットしたSS版2本パックの「サクラ大戦」と
当BLOGでも紹介した「ホームスター」が登場。

▼今週発売のその他


■CD:「ビューテイフル塊魂・塊ステキ魂」
■CD:「エースコンバット6 オリジナルサウンドトラック」
■CD:「戦国BASARA2 HEROES オリジナルサウンドトラック」
■CD:「探偵 神宮寺三郎 いにしえの記憶 サウンドトラック」
■CD:「Follow the Nightingale/KOKIA」

■CD:「カルドセプト セカンド オリジナル・サウンドトラック DELUXE」
■CD:「ロックマン7 宿命の対決! オリジナル・サウンドトラック」
■CD:「ロックマン8 メタルヒーローズ オリジナル・サウンドトラック」

斉藤由貴、宇都宮隆、松本伊代、鈴木蘭々、石川ひとみなどが
参加したジジィ感涙の「塊魂」を購入予定。
セプターならば、名盤と名高い「セカンド」の復刻盤も。
「Follow the Nightingale/KOKIA」は、
来月6日に発売予定のDS「テイルズ オブ イノセンス」の主題歌。

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